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「叱ってやった」相手の親の発言に言葉を失った|三男が学校で初めて泣いた

  • 2023.8.24

この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男、小学2年生のケイ君が、クラスメイトのSさんの兄に呼び出され、Sさんに嫌がらせをしたとして謝罪を要求されたという出来事についてです。この事件の背景には、ケイ君のクラス内の女子の行動が回り回って、ケイ君を巻き込んでしまいました。そしてふくこさんは、ケイ君に自分の心に素直になっていいんだよと声を掛けます。『三男が学校で初めて泣いた』第16話をご覧ください。

ケイ君が、教室でつらいと感じた時に逃げ込める部屋を用意してもらえることに同意してもらえてよかったですが、被害をを受けている人が、普通に学校生活を送るために工夫をしなければならないことが残念ですね。

そしてやっと連絡が取れたSさんの母親ですが、考え方が大きく違うようですね。「叱ってやった」という言葉には、後ろめたさは一切感じません。このように、考え方が違う人は世の中にいるものですが、どのように対応するべきなのか考えさせられます。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

著者:ume

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