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子宮がん検診で問題なかったのに…夜眠れないほどの痛みが続き大学病院へ行った結果、判明した“病名”とは

  • 2023.8.24

体に突然異常を感じて、救急車で運ばれた経験はありますか? 「なにかいつもと違うな」と思っても、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、「突然救急車で運ばれたエピソード」をご紹介します。

Eさんの場合……

夜勤業務のある仕事に従事していたとき、夜の仮眠時間中に急に下腹部と腰の辺りが痛みだしました。 段々と痛みが増していき歩けない程になり、救急車を呼ぶことに。 病院でレントゲンを撮りましたが原因は分からず、その日は夜中に職場に戻りました。 翌日違う整形外科に行き、再度レントゲンを撮りましたが、結局原因は分からずでMRIの予約をして帰宅しましたが、その夜眠れない程の痛みに襲われました。 その翌日、再度前日に行った整形外科に事情を説明し、大学病院へ転院し詳しく調べた結果、脊髄腫瘍と診断されました。

どんな治療を受けましたか?

診断の2週間後に手術日が決定し入院。 手術では無事全摘出に成功しました。 脊髄を開けたため手術から10日間は寝たきりで、その後リハビリを経て1ヶ月後に退院することが出来ました。

伝えたいことは?

実は発症する1年前から下腹部の痛みがたまにありましたが、産婦人科で子宮がん検診の検査をした結果問題がなかったので安心していました。 発見が早ければ早いほど手術も簡単になるので、同じような症状がある方は総合病院を受診しMRIを撮って貰うことをおすすめします。

違和感があるときは早めに専門家へ

突然の痛みや異常な症状が長く続いている場合は、迷わず専門家に相談しましょう。 身体からの大事なサインを見逃さないようにしたいですね。 皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家を受診してみてくださいね。 今回は「突然救急車で運ばれたエピソード」をお届けしました。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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