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「うるさいって」妹の夜泣き対応にキレる姉→妹が赤ちゃんに衝撃発言!?<恋愛依存のシングルマザー>

  • 2023.8.24
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独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。姉妹は、趣味嗜好が合わず真っ向から対立。お互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母を支えながら、幸せに生活していたさえですが、ある日突然、りなから「子どもを出産した」と母に連絡があり、状況が一変します。妊娠していることすら知らなかった母とさえは大混乱。りなは女の子を出産し、子どもの父親は「認知しない代わりに養育費を月40万円支払う」と言っているそう。しばらくして退院したりなは、赤ちゃんはとともに、しばらくさえと母が暮らす家で生活することになりました。約6年ぶり再会したりなは整形しており、“量産型”の見た目に変貌。そして、娘を“ききめろ”と名づけました。

姉に嫌みを言いながらも、しばらく同居することになったりなと娘のキキちゃん。

「すぐにでも追い出してやる」と決心していたさえですが、キキちゃんにミルクを飲ませていると愛情が芽生え、「赤ちゃんに罪はないんだよな……」と複雑な心境になっていました。

3カ月ほど滞在すると言うりなに、げんなりしていたさえ。家賃を払うように伝えると、りなは拒否。そのことがきっかけで小競り合いをしていると、母は、「お金取るなんて、いじわる言わないの!」とさえを咎めました。

これから子育てにお金がかかるりなを思う母。「姉妹ふたりで支え合ってほしい」と訴える母に、「また私が我慢……」と憤るさえは……。

夜中にドタバタする妹に…

「は〜、ムカつきすぎて発狂しそう……」

小さいころから、自分が我慢していたことを思い出すさえ。姉は我慢するものと思っていましたが、「27歳になっても不当な扱いか〜」と納得できません。

りなが居候する期間は3カ月。なるべくりなと顔を合わせたくないさえは、「しばらく夜遊びしちゃお〜」と考えていました。

眠りについていたさえは、リビングから聞こえる物音とりなの声で、深夜2時に目を覚まします。

「こんな生活があと3カ月も……」

ミルクを探し、母を起こし、とにかく騒がしいりな。「赤ちゃんは仕方ないけど……お前……ちょっとは静かにしろっ!」とさえは怒り心頭。

さえが文句を言いに行くと、「はぁ? 赤ちゃん相手になに? 心せまっ」とさえをにらみつけるりな。さえは、「キキちゃんには言ってない。あんたがドタバタうるさいって言ってんの」と伝えますが……。

「いや、絶対嘘。キキの声のほうがうるさいし、私への嫌がらせかよ」

「キキ〜鬼ババがいじめるよ〜怖いね〜大きくなったらやっつけてね〜」

りなは嫌みを言って去っていくのでした。

初めての子育て、大変な夜泣きの対応にドタバタしてしまう気持ちはわかりますが、姉に対して嫌みを言うのはお門違い。さえは、「赤ちゃんだから泣くのは仕方ない」とよくわかっています。

「住まわせてくれてありがとう」「うるさくしちゃってごめんね」。そんなひと言があれば、さえの気持ちも違うのではないでしょうか。姉妹であっても、さえとりなは、それぞれ自立した大人です。思いやりや気遣いを忘れてはいけませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター もち

ベビーカレンダー編集部

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