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ベビー用品の「値上げ」続く!紙おむつや粉ミルクを安く買う3つの方法

  • 2023.8.24

あらゆるモノの値上げが続く中、紙おむつや粉ミルクなどベビー用品の値上げもされている。フリマアプリを使ったり、ベビー用品店の会員登録をして割引を受けたりなどしてできるだけ安くベビー用品を買う人は多いが、そのほかにも安く手に入れる方法がある。

■ベビー用品の値上がり率は全体のおよそ3倍?

ベビー用品がどれくらい値上がりしているかというと、紙おむつや粉ミルクなど5品目の価格の変化を示す「赤ちゃん物価指数」は、前の年の同じ月と比べて9.3%上がっていた(2023年6月時点。浜銀総合研究所調べ)。

これに対して、一般的な物価の変化を示す「消費者物価指数」は3.3%上がっていた。

つまりベビー用品は、全体のおよそ3倍もの値上がり率となっている。

それでは、どうすればできるだけ安くベビー用品を買えるだろうか。

■方法1 決算期や季節の変わり目など安くなるタイミングを狙う

年末や決算期、季節の変わり目は、ベビーカーやおむつ、ベビー服など、さまざまなベビー用品が安くなりやすいタイミングだ。

実際に、年末や決算期におむつやおしり拭きなどの消耗品をまとめ買いしたり、季節の変わり目を狙い、来年着ることを見越してワンサイズ大きい服を買ったりして節約する人もいる。

特にこれから出産を控えていると、子供が産まれて慌ただしくなる前に早めに買い揃えようとしがちだが、安売りのタイミングまで待てないか考えるのもよいかもしれない。

■方法2 自治体のレンタルサービスを使う

ベビーベッドやベビーシートなど単価が比較的高いものは、自治体のレンタルサービスを使うことで安く抑えられる。

たとえば、山梨県山梨市では、ベビーベッドやベビーシート、ベビーバスを無料でレンタルできる。ベビーベッドとベビーシートは満1歳の誕生日まで、ベビーバスは誕生から3ヵ月まで借りられる。

兵庫県高砂市では、家庭から寄付されたベビー用品を展示しており、気に入ったものがあれば無料でレンタルできる。展示物はそのときによって異なり、ベビーカーやチャイルドシート、ベビーベッド、ベビーバス、トイレなどが例としてあげられる。

また、高砂市だけでなく、近隣の1市2町に住んでいる人も対象になる。1世帯につき4点まで、1年間レンタルできる。

■方法3 ふるさと納税でおむつなどの返礼品を受ける

ふるさと納税を使うと、実質2000円の自己負担でベビー用品を手に入れられる。

たとえば、おむつは寄附額が2〜5万円ほどのものもあるが、中には1万円ほどの比較的手を出しやすい価格帯のものもある。

コスパをより重視するなら、同じ値段でおむつの枚数が多い返礼品を選ぶとよいだろう。

ふるさと納税では、おむつだけでなくおしり拭きなども用意されているので、家庭に合わせて必要なものを探してほしい。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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