【越谷】昭和が息づくリアルレトロなパン屋さん＠小島屋ベーカリー

8月に入ると南越谷駅、新越谷駅の電車の発車メロディーが阿波踊りのおはやしをイメージしたものに変更されていました。目の前を歩く小さな女の子がメロディーに合わせて思わず踊りだし、私のこころも弾みます。

2023年8月25～8月27日に開催される「第37回南越谷阿波踊り」を盛り上げる粋なPRで、8月27日までの期間限定メロディー。日本が誇る伝統的な踊りの祭り！4年ぶりの開催！わくわくします！

駅から歩いて15分ほどのパン屋さんを目指します。

リビング埼玉WEBの特派員の募集を知る以前から「このパン屋さんを紹介する機会があればいいな」とあてもなく思い描いていたくらい、こころ惹かれるパン屋さんです。

最初に訪れたとき、手動のドアをあけ中に入ると思わず「わあ」と声がもれてしまったのを覚えています。作られた懐かしさではなく、ゆっくりと何十年も続く時間。懐かしさに非日常を感じる幸せ。

ひとの良さそうな店主はにこにことお話してくださりました。お店はオープンから40年ほどだそうです。

40年続く小島屋ベーカリーさん、パンは50年前から変らない製法です。

店主は「新しい技術を取り入れていない昔ながらのパンが注目されるなんて」と本当にはずかしそうにされていましたが、地域の方にこんなにも長く愛されてきたのですから間違いありません。

サンドイッチとコロッケパンを買っても税込み300円以下。具材もパンもしっかりした美味しいパンです。昨今の物価上昇の影響で値上げしてもおかしくないのですが、昨年の冬の写真を見返したところお値段変わっていませんでした。（この二種類のみ確認）

小島屋ベーカリーさんから新越谷駅、南越谷駅方面に歩いて200ｍほどの場所にファミリー公園があるので一休み。ブランコと滑り台があってちょうど良い公園です。

木陰にベンチがありました。

いくつか紹介させてください。2023年夏撮影

生クリームが入っていたり、しっとりやもちもち、フワフワなど食パンブームが続いてますが、このキメのつまったしっかりした食パンもとても好きです。

さらしあんぱんは甘さ控えめです。どのパンも素朴で美味しい。

店主のお人柄も自然体で温かく、素敵なパン屋さんです。

パンのワッペンのついた手作りエプロンや、そっくりの似顔絵のイラスト、ご家族の写真が飾ってあったり・・・小島屋ベーカリーを支えてらっしゃる方の優しさも思い浮かべてしまいました。

私がお店に行くのはだいたい午前11時過ぎで、サンドイッチ、食パン、甘い系など種類は減っているもののだいたい買えてます。曜日や季節によっても売れ行きは変わるとは思いますがもう少し早いほうが選べるパンが多いかもしれませんのでご参考にされてみてください。

大好きなパン屋さんを紹介する機会に恵まれ感謝しています。また訪れたいと思います。

お読みくださりありがとうございました。

ぴのこ。