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【下腹部の痛みで嘔吐…】生理痛と下腹部に異常を感じて受診。判明した“病名”とは→読者「他人事ではない」「強く後悔した経験がある」

  • 2023.8.22
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毎月の生理痛や生理不順に悩まされる方も少なくはないでしょう。 生理が予測できなかったり、痛みが強かったりすると私生活に影響が出て困りますよね。 そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。 産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

Eさんの場合……

子どもの頃から生理痛が酷く、生理不順もありました。 30歳のときから生理以外でも下腹部が痛むようになり、めまいで立っていられず、内臓を直接叩かれているような痛みで嘔吐するようになり内科で受診。 超音波検査とMRI検査をしたところ子宮筋腫と卵巣嚢腫と卵管炎が見つかりました。 手術をするほどではないと言われ、治療するお薬を処方されました。 排卵を抑えて月経を止める薬なので、子宮の活動が抑えられたことにより痛みもなくなりました。 治療法としては服薬治療が多いようですが、デリケートな病気なので少しでもリラックスできる雰囲気の病院や先生を見つけるのが大事だと思います。

周囲の方に打ち明けましたか?

職場には、症状と服薬していることを話し、調子が悪いときは休ませていただきたいと伝えました。 上司は男性ですが、理解してもらっています。 生理痛があるときは、早めに婦人科で受診してください。

読者の感想は

『生理痛がどのような痛みの違いか分かりにくい部分もあるので、定期検診が大事だと感じました。』 『他人事ではないような気持ちになります。私も生理痛が酷い方で1日目は立ってられないほど酷いときもありますが、面倒で病院に行っていないので一度行ってみたほうがいいと心から思いました。』 『違和感を覚えたときに診察を受けて正解だったと思います。もし遅れてたら手術も必要だったかもしれませんし、病院へ行くのは大事なことだなって感じました。』 『重い生理痛であっても、当たり前のこととして病院へ行くまで考えが至らない人は多いと思います。私も受診して初めて子宮筋腫が見つかり、きっかけがなければ受診しなかったことを強く後悔しました。』 など、病院に行くことの大切さに気づいたというコメントが多く寄せられました。

違和感を覚えたときは早めに婦人科へ

ひどい生理痛による嘔吐と生理不順は、卵巣嚢腫と卵管炎が原因だったというEさん。 Eさんは排卵を抑える薬で子宮の活動を抑えて、治療したようですね。 みなさんも、生理痛や生理不順など違和感を感じたら早めに医師に相談してみてくださいね。 ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一 ※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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