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上半身を薄くしたい!体の厚みを減らすプロ直伝の簡単習慣

  • 2023.8.21

薄くしなやかなボディは女性の憧れ。一方で、「体脂肪を落としたのに身体が厚いまま」という声も。身体をすっきり見せるためには正しい姿勢作りが重要なんです。今回は東急スポーツオアシススタッフおすすめの、華奢な身体つきを目指せるトレーニングをご紹介。1日10回とお手軽なので、今日からトライしましょう。

身体が厚く見える理由のひとつは「姿勢の悪さ」

身体に厚みが出てしまう原因は主に3つあります。
人によって、当てはまる原因が違ったり、それらが組み合わさっている場合もあります。

・体脂肪:運動不足や加齢などにより脂肪がつくと身体が大きく見える
・骨格:生まれつき肩幅がある方はガッチリとした印象を持たれやすい
・姿勢:姿勢が歪み、猫背になるとシルエットがもっさりする

今回注目するのは3つ目の「姿勢」です。 運動や食事管理を通して、しっかり体脂肪を落としたのに、猫背の印象がシルエットに影響してしまうなんてもったいないですよね。また、悪い姿勢は見た目に響くだけでなく、私たちの身体を冷やして体脂肪を溜め込みやすくさせるのです。特に背中や腹部などは姿勢の影響を受けやすく、いらないプニプニお肉がついて厚ぼったい身体に戻ってしまう原因にもなりかねません。

とはいっても、美姿勢を保ち続けるのは難しいですよね。
美姿勢を保つには、肩甲骨周りや体幹(背中・お腹)の筋肉を鍛えて、正しい位置に導く必要があります。それにはエクササイズがうってつけ。

目指すのは、背中のお肉にブラが食い込まない&くびれのあるしなやかボディです。
これから紹介するトレーニングは、簡単な動きで背中やお腹などの姿勢に関わる筋肉を鍛えることができます。3つの時短筋トレを組み合わせて、美姿勢+薄い身体を手に入れましょう。

肩からひねるのがポイント「ショルダーローテーション」

腕をひねるだけでいいので、誰でも取り組みやすいエクササイズです。肩の力を抜き、肩甲骨を寄せる意識を持ちましょう。肩甲骨の動きを滑らかにすることが美姿勢への第一歩です。

トレーニングの手順
  1. 足を肩幅程度に開いて立ち、腕は身体の横に下ろします。
  2. 胸を張ったら、肩を起点として腕を回転させて元に戻してください。
  3. 肘はまっすぐに伸ばし、肩甲骨をギュッと寄せて10回繰り返しましょう。

手首をひねるのではなく、肩からゆっくりとひねるのがポイント。肩から肩甲骨までの筋肉がほぐれるのを感じられたら◎です。

頭からお尻を一直線にして行う「ベントオーバーツイスト」

姿勢を意識しながら腕をひねるだけでいい、お手軽トレーニングです。肩の力を抜き、背中を大きく動かすようにしましょう。

トレーニングの手順
  1. 足を肩幅程度に開いて立ち、膝を曲げて身体を前方に倒します。
  2. 前ならえのポーズから、片方ずつ腕を後ろに引き上げてください。
  3. 左右交互に10回ずつ繰り返しましょう。

胸を張り、頭からお尻を一直線にしましょう。腕を後ろに引き上げる際は肩甲骨を寄せ、胸を開くように意識するといいですね。限界まで腕を上げたら、少しの間キープして元に戻すとさらに効果的です。

「チョッピングツイスト」で美しいくびれを目指す

上体を持ち上げることで体幹全体を刺激しつつ、決め手の「ひねり」でくびれを生み出す「腹斜筋」をピンポイントに鍛えることができます。

トレーニングの手順
  1. 仰向けの状態で寝て、膝を軽く立てます。
  2. 頭の上で手のひらを合わせて、右方向に置きましょう。
  3. 上体を持ち上げつつ、手を斜め左側に振り下ろす動作を10回続けてください。

下半身のブレを抑えながら遠くに手を伸ばすと、よりウエストの筋肉が刺激されますよ。少し休んでから、逆向きでも行ってみましょう

以上、薄くしなやかな女性らしい身体を姿勢改善から目指すための、簡単トレーニングをご紹介しました。メリハリのある理想的なシルエットを手にいれるためにも、毎日の生活の中で美しい姿勢を保つことを意識してみてくださいね。

writer / WEBGYM photo / 東急スポーツオアシス,shutterstock

取材協力

東急スポーツオアシス「WEBGYM(ウェブジム)」

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