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嫉妬?女子たちの争いに巻き込まれた息子…|三男が学校で初めて泣いた

  • 2023.8.21
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この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男のケイ君が経験した、小学校でのでき事です。帰宅前のケイ君は、クラスメイトのSさんの兄に呼び出され、Sさんに嫌がらせをしたとして謝罪するように迫られます。身に覚えのないケイ君でしたが、恐怖で謝ることに。突然起きた理不尽な状況に、ケイ君の心は不安定になり、夜間に夜驚を起こすほどでした。そしてこの事態に、ふくこさんは学校側に何が起こっているのか問いただすのでした。『三男が学校で初めて泣いた』第13話をご覧ください。

ケイ君が、Sさんにひどいことを言ったわけではないことがわかり、加害者の疑いはなくなりました。しかし、ケイ君を取りまくクラスの環境は思ったよりも複雑なよう。小学2年生という幼さと、嫉妬や自尊心などさまざまな気持ちが混ざり合い、解決を拗らせそうな予感がします。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

著者:ume

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