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孫にお金を使いすぎはアブない!「孫破産」する人の4つの共通点

  • 2023.8.21
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お盆休みに、孫が家に遊びにきたとき、孫へおこづかいをあげたり、ちょっといい店へご飯を食べに行ったりした人もいるだろうが、そんな人は、もしかすると将来的に「孫破産」に陥るかもしれない。孫破産する人の共通点にはどのようなものがあるのだろうか?

■「孫破産」するのはこんな人 孫の親である我が子とお金の話をしていますか?

孫へおこづかいやプレゼントを頻繁にしている人は、こうした出費が積み重なって「孫破産」に陥ってしまうことがある。孫破産する人の特徴として次のようなものがあげられる。

●お金や物で孫の心をつかもうとする

孫におこづかいやプレゼントを頻繁に渡していると、孫が大きくなってからも祖父母からお金やモノをもらえるのが当たり前と思われ、年齢とともに欲しがる物が高額化していって破産に陥るかもしれない。

孫に適切な金銭感覚を身につけてもらうためにも、お金やモノは与えすぎないようにしよう。 孫に使うお金は、年間平均10万4,682円という調査結果がある(2021年 ソニー生命調査)。

孫にかけるお金は人それぞれだが、この金額よりも多いならお金をかけすぎているかもしれない。

●現在の収入や支出をもとに将来設計をしていない

「年金だけで生活できているし、なんとかなるだろう」と考えて、現在の収入や支出のバランスを無視して孫にお金をかけすぎると、気づいたときには破産していることがある。

もし年金だけで生活できていても、今よりも旅行や趣味などにお金をかけるようになれば、年金だけでは足りず貯金を切り崩していかなくてはならない。

高齢になるほど、急な医療費や介護費がかかる可能性は高くなり、それがどれくらいの長さになるかも分からない。

孫破産を避けるには、収支や貯金額を見直し余裕を持った将来設計をするべきだ。

■孫が原因で老後破産する人が「お金をかけすぎてる」こと

孫へ贈り物をしたり、お小遣いをあげたりしているうちに生活費が足りなくなり、老後破産に陥るリスクがある。ついやってしまいがちな行動や習慣を見直し、孫が原因の老後破産「孫破産」を防ごう。

●お祝い事への出費を惜しまない

お祝いの気持ちを込めてお金を包むことは大切だが、金額が高すぎると孫破産の原因になりかねない。

孫が生まれると出産祝いやお宮参り、初節句、七五三など、お祝い行事がたくさんある。「マイホームの購入・新築時に資金を援助したい」と考える人もいるだろう。

退職金が入って貯金に余裕があると、ついお祝い金をはずみたくなるのも分かる。しかし高額のお祝いは、受け取る側を委縮させてしまうこともある。また、両家でお祝い金に差があると、いさかいの原因にもなる。

家族円満のためにも、長い老後生活に備えるためにも、両家ですり合わせつつ妥当な金額を包もう。

●親子でお金の話をする習慣がない

孫の両親(自分の子供)とお金の話をする習慣がない場合、「少ないと思われたら嫌だ」と、ついあれもこれもとお金を出してしまいがちだ。お金の話をタブー視せず、親子でざっくばらんに話すことも、今の時代には必要といえよう。

たとえば、マイホームの資金援助では「このくらいまでなら援助できる」とあらかじめ上限を伝えたり、こまごまとした出費については「自分たちの分は自分たちで負担してほしい」と伝えたりして、境界線を引こう。

最初は伝えにくいかもしれないが、かえってお金にまつわるトラブルを防ぐことにつながり、子ども世帯と長く良好な関係を続けられるはずだ。

文/編集・dメニューマネー編集部

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