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ボルボの人気「C40/XC40リチャージ」の2024年新モデル登場!大柳編集長がテストドライブ

  • 2023.8.21

ボルボの2024年モデル「ボルボ C40/XC40リチャージ」 後輪駆動モデルが新たに登場。フロントロウ編集長の大柳がテストドライブに行き、魅力を探ってきました!(フロントロウ編集部)

サスティナビリティ、パーソナル、セーフティ、進化し続けるボルボ

画像: クロスオーバーSUV「C40 リチャージ」
クロスオーバーSUV「C40 リチャージ」

サスティナビリティ、パーソナル、セーフティにおいて業界をリードする存在のボルボから、FWD(前輪駆動)からRWD(後輪駆動)に生まれ変わった新型「ボルボ C40/XC40リチャージ」後輪駆動モデルが登場。

クロスオーバーSUV「C40 リチャージ」と、コンパクトシティSUV「XC40 リチャージ」の電気自動車(EV)の2モデルは、ボルボの人気モデルであり、プレミアムSUV市場の中でも高い人気をマークする。今回はその進化版ということだけれど、一体どこが優れているのだろう? 気になるデザイン、スペック、そして乗り心地をレポート。

個性を放つエクステリアデザイン

画像: ユニークなグリルフレーム、未来的なホイール、そしてデザインもクールなPixelテクノロジーのヘッドライト
ユニークなグリルフレーム、未来的なホイール、そしてデザインもクールなPixelテクノロジーのヘッドライト

街中を走っていたらふと目を引くユニークで個性的なデザインと、斬新なフォルム。とくに惹かれたのは、この“フィヨルドブルー”と名づけられた絶妙なカラーリング。ほかのクルマにはないカラーリングで、モダンな印象を印象づける。

自然のイメージにこだわるボルボが表現するブルーは、深いオーシャンカラーで、室内、室外、そして光の加減で印象がまったく異なる奥深い色。女性にも男性にもスタイリッシュに映えること間違いない。

画像: ラゲッジスペースも広々
ラゲッジスペースも広々

地球のことを考え抜いたボルボのこだわり

ボルボといえば力強いイメージを持っていたけれど、実に細やかな配慮とこだわりを持つメーカーだ。とくにインテリアデザインにおいては、実際に乗ってみて、触れてみないとその良さが分からないことが多い。

プレミアムブランドのボルボは、業界トップクラスのサステナビイティを追求しながらも、洗練されたデザインで、スカンジナビアンデザインの高い機能美を誇る。

画像: パワフルかつスムーズな乗り心地の「C40 リチャージ」
パワフルかつスムーズな乗り心地の「C40 リチャージ」

通常クルマのシートといえば、オプションでレザーを選択してラグジュアリー感を出すのが定番だけれど、ボルボは違う。

サステナビリティの観点からレザーは使用せず、採用されているのはウール30%とリサイクルポリエステル素材70%からなる上質なテキスタイル布地が使われた、最上級のファブリックシート「テイラードウールブレンド・シート」。

画像: テイラードウールブレンド・シート
テイラードウールブレンド・シート

グレーカラーの織りが美しく、手作業で丁寧に製作され、見た目とさわり心地がまるで上質なジャケットのよう。ちなみにシートのウール素材で活躍した羊は今も元気に生活しているとのことで、なんだか安心。

シートだけでなく、インテリアの室内装飾、ステアリングホイール、ギアシフト、マットなどの内装部品もレザーを使用せず、リサイクル材を採用している。

ちなみにファッション感覚で考えると、レザーフリーだから低コストでできるのでは?と思いきや、決してそんなことはないとのこと。それも当然、これまでになかった新しいモノを開発・製作するわけだから、低コストになるはずがなく、それでも地球と環境のことを必死に追及するボルボの、ただならぬ想いが随所に表れている。

画像: ワイドなパノラマガラスルーフも、大きく光を取り込み、晴れた日に気分が上がる
ワイドなパノラマガラスルーフも、大きく光を取り込み、晴れた日に気分が上がる

パノラマガラスルーフにより、車内の広々とした空間が楽しめるのも気持ちが良い。さらに、女性ならとっても気になる紫外線対策にも注力しており、UV透過率は最大で0.5%という数字も心強い。開けたいけど開けられない、そんなジレンマはこれで解消。

さて、実際の乗り心地はいかに⁉︎

画像: オレフォス社製クリスタルシフトノブもキラキラと透き通ってキレイ
オレフォス社製クリスタルシフトノブもキラキラと透き通ってキレイ

車を選ぶときの決め手として、とても重要な乗り心地は、とってもスムーズ! あまりにも静かなスタートで驚いたけれど、すぐに慣れて快適に。しなやかな乗り心地で運転もしやすい。そしてとても速い! 今回は都内でのテストドライブだったけれど、長距離もぜひ運転してみたいもの。

モーター車で続々採用中の「ワンペダルドライブ」も、最初は戸惑ったものの、慣れたら病みつきになりそう。「快適ペダル」とも呼ばれているが、これはアクセルペダルを「踏んで」加速させるだけでなく、「放す」ことで大きく減速できるというもの。

画像: パイロットアシストなど先進安全・運転支援機能も充実
パイロットアシストなど先進安全・運転支援機能も充実

ドライバーはブレーキペダルを使わなくても車を完全に停止させることができ、本来の脚の動作が1つ減るわけだから、よりリラックスしたドライブができるということになる。

また、実際に混み合う都内を走行してみると、Googleサービスを備えたインフォテインメントシステムが役に立ち、思っていた以上にとても便利だった。

普段からスマホで使用しているGoogleアシスタントの音声認識やGoogleマップのナビゲーションなどの使い慣れた機能が車のインターフェースに組み込まれ、感度も良く、修正機能も賢く、なんとも使い勝手が抜群。マップだけでなく、Googleアシスタントを使って天気を聞いたり、ニュースを聞いたり、家のIOT家電とも連動できる。

画像: Googleマップを使用して車から直接公共充電や好みの充電ポイントを見つけることも可能。
Googleマップを使用して車から直接公共充電や好みの充電ポイントを見つけることも可能。

今回発売されたボルボの2024年モデル「C40/XC40リチャージ」は、 セーフティ技術を牽引するボルボが誇る、パイロットアシストなど先進安全・運転支援機能が標準装備されている。

そしてバッテリー、推進力システムを一新してより快適に仕上げ、後輪駆動化されたことによる走行性能、快適性の向上も実現。さらには、安心の5年保証(BEVバッテリーは8年、長い!)など、手厚い保障も心強い。

画像: ちょっとしたモノを入れることができる、31リッターの追加の積載スペースが搭載
ちょっとしたモノを入れることができる、31リッターの追加の積載スペースが搭載

デザイン性および機能性、そしてセーフティとサステナビリティをリードし続けるボルボ。2030年までに電気自動車だけのメーカーになると宣言したボルボのさらなる進化は、急スピードで展開されている!

Photo:Satomi

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