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激しい腹痛と吐き気に耐えらず救急車を呼ぶことに…→嘔吐による”脱水症状”に注意が必要!?

  • 2023.8.21
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体に突然異常を感じて、救急車で運ばれた経験はありますか? 「なにかいつもと違うな」と思っても、ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、「突然救急車で運ばれたエピソード」をご紹介します。

Cさんの場合……

大学生の頃、友達と居酒屋で飲んだ後、〆の一杯でラーメンを食べに行きました。 その翌日、腹痛と吐き気で目を覚まし、トイレに駆け込みました。 最初は「何か悪いものでも食べたかな?」と食中毒や食あたりかと思いましたが、腹痛と吐き気は悪化する一方。 ついには脱水症状のせいか、痙攣と過呼吸になってしまい、救急車を呼ぶことに。 結果的に急性胃腸炎と診断されました。

どんな治療を受けましたか?

最初、救急車から下された後、すぐに太ももの大静脈から点滴を受けました。 入院1日目は口から食べることが出来なかったため、点滴で栄養を摂取しました。 2日目からはお粥など消化によいものを食べ、安静にしていました。

伝えたいことは?

胃腸炎のように下痢や嘔吐などの症状があるときは、とにかく脱水症状に気をつけてください。 私のように脱水症状から過呼吸や痙攣などの症状が起きることもあるため、苦しくてもできる限り冷静になることが大事だと思います。

違和感があるときは早めに専門家へ

突然の痛みや異常な症状がある場合は、迷わず専門家を受診しましょう。 何事も早めの対応が大切です。 皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ相談してみてくださいね。 今回は「突然救急車で運ばれたエピソード」をお届けしました。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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