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【なぜ?】巨大モアイ33体が、札幌の霊園に?!ストーンヘンジまで…その理由とは

  • 2023.8.21
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あの石像には、意味があったんです!

視聴者からの疑問や悩みを調査するHBC報道部のもんすけ調査隊。
こんな疑問が寄せられました。

モアイ大好きさん(30代・札幌在住)
『真駒内滝野霊園には、なぜモアイ像があるのでしょう。調べてください』

霊園なのに、なぜモアイ!?

1981年に開園した真駒内滝野霊園は、札幌の中心部から車でおよそ45分、総面積180万㎡、札幌ドームおよそ32個分という北海道内最大級の霊園です。

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その由緒正しき霊園に、なんと!南米チリ・イースター島のようなモアイ像があるのです。

さっそく現場に行ってみると…
門の内側には、我々を待ち受けるかの様に、巨大なモアイ像が。

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大きいもので高さ9.5m、重さ120トンものモアイ像が33体。

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そして、門の横には小さなモアイ像。

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ベンチまでモアイ像なのだ!

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一体、なぜ。

園内を見まわしてみても、来園者のほとんどが外国人。
ようやく日本人を見つけて話を聞くことができた。

しかしどの訪問客も
「ぜんぜん考えたことがなかった」
「みんなの幸せを願ってじゃない?」
「石屋さんがあるから?」
と、その理由は知らないよう…。

さらに、この霊園の不思議な光景はコレだけではなかったのです。

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モアイ像の奥には、イギリスの古代遺跡、ストーンヘンジ!

世界遺産にも指定されているストーンヘンジは、高さ5mもある巨大な石が、円形状に配置されているイギリスの古代遺跡で、今も多くの謎に包まれています。

そのストーンヘンジが、なぜか札幌の霊園に、原寸大そのままにある…。

しかも…

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園内には、エジプトのピラミッドにありそうな石像に…

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阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)の金剛力士像…

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中国にありそうな石像まで、実に様々な石像が立っています。

これは一体どういうことなのか?

滝野霊園を運営する「ふる里公苑」の大川さんに話を聞きました。
「霊園と聞くと暗くて寂しいイメージがあるが、明るい施設を作る環境設計を心掛けている。モアイ像やストーンヘンジは、古代のお墓という言われもあり、シンボルとして設置している」

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実は、モアイやストーンヘンジなどの石像は、霊園が持つ暗いイメージ払拭するために建てられたのです。

思わぬ効果も…。
「家族一同が会う機会が徐々に失われつつあるが、滝野霊園では家族三世代でのお参りする人が増えている」

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今年2月には、大人から子供まで、家族で楽しめる「レストランモアイ」をオープン。

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ローストビーフ丼(1200円)
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モアイくんカレー(700円)

ラベンダーの風味豊かなソフトクリームも人気だといいます。

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ロタンダカフェのラベンダーソフトクリーム(400円)

そして、これらの石像には、さらなる秘密も隠されていました!

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園内にある石碑を見てみると、「三十三モアイ地蔵」と書かれています!

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このモアイ像、実は、お地蔵様だったのです。

そしてストーンヘンジの横には、なにやら三角形の建造物が。

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そして、そこには怪しげな地下への階段が。

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このストーンヘンジ、実は永代供養墓だったのです。階段は墓へとつながっています。

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【調査結果】
真駒内滝野霊園のモアイ像は、霊園の雰囲気を明るくするための地蔵だった!

ただ、真駒内滝野霊園にはもうひとつ気になる光景が…

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頭だけの大仏?!
その理由は、後編の記事でお伝えします。
⇒【なぜ頭だけの大仏?!実は世界的に有名な建築家が関わっていた!込められた意味とは】

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年8月11日)の情報に基づきます。

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