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年下カフェ店員とホテルへ… 軽率に不倫関係へ堕ちた「昼顔妻のあやまち」【前編】

  • 2023.8.20

「不倫なんてしない」と思っていても、日常生活に魔の手が忍び寄ることもあります。常連だったカフェに勤務する年下男性と不倫に至ってしまった30代女性の転落劇を、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。

テレワークの息抜きに通っていたカフェで気になる男性と出会い…

30代前半の菜々さん(仮名)は、コロナ禍から完全テレワークへと勤務形態が変化しました。そんななか結婚3年目を迎え、夫との仲も順調で何ひとつ不満のない生活を送っていたそうです。しかし毎日自宅で仕事をする環境に飽きてしまい、自宅の近くにあるカフェに度々訪れては、そこで仕事をしたり店員と雑談を楽しんだりしていたと話します。

「毎日家にいるだけだと環境の変化にも乏しいので、ネットで見つけた雰囲気のいいカフェに入り浸るようになっていました。そこで出会ったのが、3歳年下の男性店員。彼はカッコよくて感じも良くて、常連になった私のこともすぐに覚えてくれました。
そのうちその彼に会うのも毎日の楽しみになっていて、夫が仕事に出かけると私も支度をしてカフェに行くような毎日になったんです」

ある日、雑談のなかで二人はLINEを交換することに。その日から、昼夜を問わず連絡を取り合うようになったそうです。生活圏が近かったこともありすぐに食事に行く仲へと発展してしまったのだとか。

「夫には悪いなと思いつつも、不倫をしているわけではないと割り切り、私はその彼と何度も食事に出掛けました。そしてある日、珍しくお酒を飲みすぎてしまった私たちは、勢いでホテルに行ってしまって…。その日から不倫関係になってしまったんです」

夫の目を盗んでデートを重ねる日々。しかし共通の知人に目撃され…

「最初のうちは夫にバレないようかなり気を配っていましたが、彼と付き合って3か月ほど経った頃には、最初ほどは警戒をしていなかったように思います。
それで近所だけでなく、話題のデートスポットにも二人で出かけるようになっていました。あるときに夫と私の共通の知人に、私が彼とデートをしているところを目撃されてしまったんです。
友人から連絡を受けた夫から、すぐに問い詰められました。しかしその時点では「まだ誤魔化せる」と思って、シラを切りました。夫はモヤモヤしているようでしたが、証拠もなかったので、そのときはなんとか追及を逃れることができましたが……内心は冷や汗が出ましたね」

安易な気持ちで不倫を始め、配偶者に知られてからことの重大さに気づく人もいます。しかし当人が安易な気持ちだったとしても、裏切られた配偶者のショックは計り知れません。不倫はそれまでの人生を一瞬にして壊すほどの破壊力をもつ恐ろしい行為なのです。

©mapo_japan/Farknot Architect/shutterstock

文・並木まき

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