“反日”と噂されるも日本語堪能、東日本大震災で700万円を寄付！ 名門ソウル大卒の女優キム・テヒの魅力とは？

現在、Huluで配信中の『庭のある家』で独特な存在感を放っている女優、キム・テヒ。独身時代は、ラブコメドラマのヒロイン役のイメージが強かった彼女だが、2017年1月にRAIN（ピ）と結婚後は、2020年出演ドラマまで子育てに専念していた。本格スリラーサスペンスに出演中の彼女の魅力に迫る。

『天国の階段』の意地悪な役で大ブレイク

中学時代3年間は全科目100点だったという才女。高校卒業後は、名門国立ソウル大学校に入学した。大学ではスキー部のキャプテンを務めながら、芸能活動も行っていたという。2000年、TVCMでデビュー。2003年の人気ドラマ『天国の階段』のチェ・ジウ演じるヒロインに意地悪する役で一躍有名になった。これにより、2004年のドラマ『ラブストーリー・イン・ハーバード』のヒロインに大抜擢。最高人気賞を受賞した。

2009年、4年ぶりにTV出演したイ・ビョンホン主演ドラマ『アイリス』に出演。演技力については批判もあったものの優秀演技賞を受賞し、2011年のドラマ『マイ・プリンセス』では主演をつとめた。

反日活動家の噂が絶えない中でも「日本は好きな国」とアピール

2005年、弟で俳優のイ・ワンと共にスイス親善文化大使に選ばれる。このキャンペーン中のスイス滞在中に弟と「独島愛キャンペーン」を行う予定であると一部の韓国メディアに報じられる。これを機に、度々彼女が日本についての批判をしているとの噂まで出ることとなった。

噂が落ち着いてきた2011年3月の東日本大震災の際は、日本赤十字社に約700万円の義援金を寄付。「日本は好きな国」「今後も日本で活躍したい」と発言している上、日本語もかなり堪能なところをアピールした。

2011年10月からのフジテレビドラマ『僕とスターの99日』で西島秀俊とW主演。これについて日本の女性政治家が、「反日女優が日本の民放ドラマに出演している」と疑義を表明する事態にまで発展し、2012年のロート製薬のCM発表記者会見は中止となった。

就寝前には必ず聖書を読む敬虔なカトリック信者でもある彼女。若い頃は何かと世間を騒がせてきただけに、今後は落ち着いた大人の魅力を発揮してほしいものだ。