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『膝に痛みと腫れ…!?』指輪も抜けなくなるほど腫れ、病院を受診して判明した疾患とは

  • 2023.8.20
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手足の腫れや痛みを放置していませんか? なかなか改善しない場合には、病院の受診を検討すると早期回復につながるかもしれません。 そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

Nさんの場合……

関節リウマチを患っています。 最初に異変を感じたのは長女を出産した数ヶ月後。 手の平や肩の筋が痛くなり、産婦人科を受診したものの、夏であることと授乳で水分が減っていると言われ、シップと痛み止めをもらっていました。 しかし、関節が腫れたようになり、整形外科を受診すると血液検査とレントゲン検査を受けるよう指示があり、受けました。 その結果が、リウマチの疑い。 正直、30歳代でしたし受け入れたくないのと、医師から半年後もう一度と言われたもののしばらくして痛みがなくなったので、再度受診せず……。 それから何度か痛みが出ていたものの、痛み止めの薬で治まっていたので、放置していました。 しかし、最初の受診から8年経った昨秋、膝がとてつもなく痛んで腫れ、別の整形外科を受診することに。

どんな治療を受けましたか?

水が溜まっていると言われ、水抜きと血液検査を受けました。 水を抜いて半年後に、また再度血液検査を受け、炎症の数値が下がっていたものの、その時ちょうど指の関節が腫れ指輪が取れなくなっていたので、診てもらうと「明らかなリウマチ症状だ」と診断。 その病院ではリウマチの治療はしておらず、先生の知人が専門病院をしているとのことで紹介していただき、即受診しに行くことに。 医師から「典型的な指関節のリウマチだね。でも初期だから薬を開始すれば1~2ヶ月で腫れは引くし、指輪も抜けるようになるよ」と丁寧に説明してくれました。 薬は週1日飲む薬で、最初の分量から変わらず今でも服薬を続けています。

伝えたいことは?

私は、リウマチ=年配(60代~くらい)の方がなるものだと思っていました。 それぞれ発症のきっかけは違うと思いますが、少しでも違和感や不安感を持っているなら、ぜひ受診して少しでもその不安を解消してもらいたいです。 昔と違って薬や治療も楽になっているようなので。 またどうしても不安な場合は、1つの病院だけでなくセカンドオピニオンを希望しても良いと思います。 長く付き合うことになると思いますから、一緒に頑張りましょう。

違和感があるときは早めに専門家へ

突然の痛みや腫れに違和感を覚えたら、早めに専門家に相談しましょう。 早めの受診で対処が早くなり、症状の悪化も防げます。 皆さんも、違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。 今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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