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「やさしさのつもり?」すべて「丸投げ」な夫。すれ違いが我慢の限界に達して

  • 2023.8.20
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婚活パーティーで出会い、半年という短い交際期間で結婚した私たち夫婦。夫はあまりこだわりのない人で、食べるものや着る服も「変でなければなんでもいい」というタイプでした。私もめんどくさがりな性格なので、一緒にいてラクだなと思っていたのですが……。

引っ越しの経験がない夫

結婚を機に2人で住むことになり、賃貸の物件を探すことになりました。私は学生時代にひとり暮らしをしていた経験があり、物件を調べることも好きだったので、引っ越しに関しては私主導でおこなうことに。

何度も内見を重ねましたが、要望を出すのはほとんど私です。「私の希望で大丈夫?」と聞いても、夫は本当に気にしていないようでした。「未経験のことはわからないから仕方ないか」と、ある程度、夫にも希望を聞きながら引っ越しを進めていくことにしました。

結婚式は決めることが多い!

引っ越しを無事に終え、新しい家に慣れたころ、結婚式の準備が始まりました。私たちは入籍後に挙式をする予定でしたが、もう一緒に暮らしていたため、話し合いもゆっくりできるはずでした。

でも蓋をあけてみれば、夫は多忙で朝から夜遅くまで仕事で不在。夫の意見を待っていると、プランナーさんに言われた期限までに間に合わないかも……。そんなときはスマホで確認してほしいメモを送るのですが、夫は「私の意見でいい」と言うのでした。

決めることは責任を持たされているということ…

結婚式が近付くにつれ、決めなければいけないことは山ほど出てきます。特に大変だったのが招待客周辺のことで、こればかりは私の一任で決めることはできません。会場のお花や装飾はある程度決まりましたが、ある日、私の中で何かがぷつんと切れてしまいました。

きっとマリッジブルーにもなっていたのかもしれません。そこで気づいたのです。決めるということは、決めたことの責任を持つということを。夫は、やさしさのつもりで私に決めさせてくれていたのでしょう。でも、もう私ひとりではとても背負いきれなくなっていました。

私は夫に「何もかもひとりで決めたことだらけで苦しい」と伝えることに。夫はやはり「好きなようにしてもらうことが幸せなのかと思っていた」と驚いていました。結婚したばかりできちんと意見を言わなかった私にも悪いところはありましたが、言葉にしなかったことがちょっとしたすれ違いを生むのだなと、教訓にもなりました。

著者/畑野ナツミ
イラスト/おんたま

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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