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流産の診断2日後に出勤。そのとき上司がとった行動に涙 <1年半で3回妊娠した話>

  • 2023.8.20

これは、1年半の間で3回の妊娠をしたあゆみまるさんのお話。遡ること1年半前、あゆみまるさんは最初の流産を経験しました。ずっと子どもを望んでいたあゆみまるさん夫婦は、妊娠検査薬の陽性反応に喜び、産婦人科を受診しました。病院でエコーを撮ると、モニターには小さな胎嚢が見られたのですがーー。

2回目の健診に出かけたあゆみまるさん。エコーにうつっていたのは空っぽの胎嚢のみでした。最後まで赤ちゃんの成長を信じていたものの、それは叶わず……。赤ちゃんの姿や心拍が確認できることはなく、流産と診断されました。

仕事をしても気が紛れることはない

流産の診断ののち、普段通り仕事に戻ったあゆみまるさんでしたが、職場でもふとした瞬間に思い出し、悲しくなります。

そんなあゆみまるさんを見て、上司はしばらく仕事を休むよう言いました。

職場にはたくさんの赤ちゃんが来店します。接客するのはつらく、上司の申し出は大変ありがたいものでした。

そしてついにおなかの中から完全に赤ちゃんがいなくなり、心が落ち着き始めると共に、職場復帰をすることになったのでした。

流産の診断を受けると、それを機に“妊婦さん”という扱いを受けなくなり、これまで通り仕事を任されることも少なくありません。しかし子どもを失くした悲しみは消えてはいません。あゆみまるさんの職場のように理解ある対応をしてくれると、落ち着いて仕事に復帰できるかもしれませんね。

監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター あゆみまる

ベビーカレンダー編集部

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