ディズニーランドで「スカートの長さ」を注意された女性→『応急処置』で入園拒否を回避（米）

ディズニーランドでゲストが“スカートの長さ”を注意される出来事があった。（フロントロウ編集部）

ディズニーランドでゲストが“スカートの長さ”を注意される

フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート（以下ディズニーワールド）にあるマジック・キングダムを訪れたゲストの女性が、“スカートの長さ”を注意されたことをTikTokにアップした動画を通じて明かした。

「ドレスコード違反を指摘された」という女性は、この日、地面に引きずるほど長いスカートをはいていた。

アメリカのディズニーランド及びディズニーワールドの公式サイトに書かれているドレスコードは以下のとおり。

・14歳以上のコスチュームやマスクの着用（※ハロウィンやクリスマスイベントなど例外あり）
・過度に破れた衣服
・ファミリーフレンドリーな環境下において不適切と思われる過度な肌の露出がある服装
・地面に触れたり引きずったりするほど長い衣服
・何層にも重なった衣服（※何枚も重ね着している場合は入園前に検査を受ける必要あり）
・周りの人を不快にさせる言葉やデザインを含むタトゥー
・裸足

また、「当社が不適切と判断した服装や、他のお客様の体験を損なう可能性のある服装をしている方の入場をお断りさせて頂く場合がございます」とも記されている。

女性のロングスカートは上記の「地面に触れたり引きずったりするほど長い衣服」に該当する。引きずるほど長い衣服は、自分で踏んでつまずいたり、動く歩道や他の機械にからまったりして危険なためNG。

ドレスコードに違反すると着替えを命じられたり、注意書きにもあるように入園を断られたりすることもあるが、今回のケースでは、キャストが機転を利かせて、スカートの裾が地面につかないよう安全ピンで留めるという“応急処置”をしてくれたおかげで事なきを得た。

親切なキャストのおかげで、無事、ミッキーにも会うことができて、楽しい1日を過ごすことができたゲストは「ディズニーのキャストの方へ、ありがとうございます」と動画で感謝した。