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「相変わらず地味〜」整形、出産を経て突然戻ってきた妹。姉を見下し!?<恋愛依存のシングルマザー>

  • 2023.8.20
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独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。幼いころは仲のいいふたりでしたが、思春期を迎えると状況が一変。オタク趣味だったさえと、おしゃれ大好きなりなは真っ向から対立。次第にお互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、お互い干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母を支えながら、穏やかに生活していたさえ。ある日、りなから母へ電話があり、「出産したから病院に来てくれる?」という衝撃的な言葉を聞くことに……。妊娠していることすら知らなかった母は、困惑する中、慌てて病院に向かいました。

残されたさえは、怒りにも似た感情を抱いていました。中学生のころ、グレて母に迷惑をかけてばかりいたりな。「うちはお母さんしかいないのに……なんで困らせるようなことをするの!?」と憤っていたさえは、「私は絶対、お母さんを困らせない」と決心し、大手企業に就職して母を支えていたのです。

病院に到着した母からの電話によると、りなは女の子を出産しており、子どもの父親は、認知しない代わりに養育費を月40万円支払うと言っているとのこと。

信じられない状況に混乱するさえですが、母は、「生まれちゃったんだから、どうにもできないでしょ……」と、腹をくくったような様子で……。

驚きの変化を遂げた6年ぶりの妹

※訂正:(誤)長居→(正)長い

「申し訳ないけど、りなと赤ちゃん、しばらくうちで面倒を見ることにするから」

母の言葉に絶句するさえ。4人で住むには無理のある間取りですが、「無理でもやるしかないでしょ。私の部屋で過ごさせるから」と母の決意は固いよう。

さえに対して謝る母に、「別にお母さんが謝ることじゃないよ……」と複雑な心境のさえ。

5日後、無事退院し、約6年ぶり再会したりなは……、“量産型”の見た目になっていました。

「お姉ちゃん久しぶり〜相変わらず地味だね〜」

久しぶりに会ったりなからのひと言目に怒りを覚えるさえ。

整形し見た目が変貌したりなは、「お姉ちゃんには悪いけど、めちゃくちゃモテまーす」と嫌みな言い方をし、姉妹は小競り合いになります。

母があきれながら止めに入りますが、「ここは私の家なんだから、お礼くらい言いなさいよ」とさえはイライラ。

「はーい。お世話になりまーす」

りなは軽い口調で、さえの言葉を受け流すのでした。


突然、出産したことを打ち明け、さえと母の家に頼ることになったりな。まずは感謝の気持ちを伝えるタイミングのように思いますが、軽い口調で、さえに嫌みを繰り返しました。

たとえどんなに怒りを覚えても、母が決めた以上、さえは同居することを我慢しなければならない状況です。今まで母とふたり頑張ってきたさえ。りなが少しでも心を入れ替え、穏やかに生活できるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター もち

ベビーカレンダー編集部

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