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「HSPだから期限通りに仕事ができない」新入社員の告白に悩んだ上司の話

  • 2023.8.19
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HSPとは、非常に繊細な気質を持つ人のことを指します。病気ではないので診断書はありませんが、本人にとっては日常生活や仕事に支障が出るほどつらいことも。今回ご紹介する作品は、マミヤ(@mamiyang83)さんの夫の体験談です。一緒に仕事をすることになった部下はHSPでした。予想外のことばかりで戸惑う夫。さまざまな人が働きやすい職場にするにはどうすればいいのでしょう。『新入社員がHSPだと言ってきた』をご紹介します。ダイジェスト版でどうぞごらんください。

2週間前にお願いした仕事「できてません」

新入社員と一緒に仕事をすることになった主人公・マミヤさんの夫。締切前日に、部下からHSPなので仕事ができていないと伝えられました。

人より繊細な気質を持つHSP。その気質を持つことを直接伝えられたのは、夫にとって初めての経験でした。このときから、夫は部下との接し方に悩みながら向き合います。

もっと気にかけてあげるべきだった?

まずは診断書を求めてみた夫。HSPに診断書がつけば、会社をあげて人事などと協力しながら仕事量の調整や配慮がしやすいと考えたのかもしれません。しかし、HSPは気質であり病気ではないため診断書は出ません。

質問をしてくれるように伝えていた夫ですが、部下から見れば夫はいつも忙しそうで質問しにくい上司だったよう。

新入社員・村西くんの気持ちがわからなくはないシーンですが、仕事を任されている以上はなんとかして遂行しないといけませんよね。

悩んだ夫は帰宅後に妻に相談。すると、もう少し頻繁にコミュニケーションを取り、進捗状況を確認するべきだったのではないかと意見を言われました。

夫側の思いだけではなく、初めて会社で仕事をしている村西くんの感情もしっかり意識した意見に、夫は納得したようです。人とのコミュニケーションでは自分の中の当たり前が通じないこともあるので、あらゆる面から考えるのが大切ですね。

前指導係に状況を聞き、助言を得る

部下のHSP気質を理解し、徹底的にフォローしていた以前の指導係。このていねいな対応に慣れていたとしたら、夫の態度に怖さを感じたかもしれません。しかし、自分の仕事もある中で、ここまで配慮するのは難しいこともありますよね。

夫はこのあと、村西くんとじっくりコミュニケーションをとることを意識し、村西くんが職場で働きやすいように対応を変えました。すると、村西くんの様子は改善していったといいます。

会社にはいろいろなタイプの人がいます。自分の中の常識だけで人のことを判断せず、相手の事情をくんだコミュニケーションをすることはとても大切ですね。

著者:chochiro629

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