1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【国立】冷たい湧き水で遊べる!生き物との出会いも!「ママ下湧水公園」

【国立】冷たい湧き水で遊べる!生き物との出会いも!「ママ下湧水公園」

  • 2023.8.20

こんにちは。リビング多摩特派員のあかつきです。 毎日続く厳しい暑さで、夏休み中だけど外にはなるべく出たくない!となっているお子さんやママ達、多いのではないでしょうか(笑)。

今回は避暑地に行かなくても、本物の湧き水で遊ぶことができ、自然や生き物とも触れ合える素晴らしい公園を見つけたので、ご紹介します。

気温37℃でも冷たい湧き水

国立駅付近から自転車で南へ十数分進み、矢川駅を少し過ぎると、自然がいっぱいのエリアに出ます。その中の、道路になっている橋をふと見降ろすと、澄んだきれいな水が!

出典:リビング多摩Web

ここが、「ママ下湧水公園」です。公園といっても、湧き水が近くの川まで流れている水路がそのまま残されている感じで、とてもさりげないです。 ちなみに「ママ下」というのは「崖の下」という意味の古語で、多摩川が武蔵野の大地を削ってできたこの場所は、古くからきれいな水が湧き出るエリアだったそう。

出典:リビング多摩Web

早速水路に降りて、足を水にひたすと、ヒヤッとして冷たい!この日は気温37℃の猛暑日でしたが、長くは足をつけていられない位、低い温度の湧き水です。汗をかきかきやって来たのが、一気に涼しくなりました。

出典:リビング多摩Web
澄んだ水に集まる生き物たち

きれいで冷たい湧き水の中には、いろいろな生き物がいます。水辺でおなじみのアメンボさんのほか、普段はなかなかお目にかかれない種類のエビさんも岩肌に隠れていて、見つけた子どもは大喜びです♡ (ケースに入れて生き物を観察した後は、水路に離しています・・・念のため)

出典:リビング多摩Web

水路は浅く、流れが急な場所や危険なところも殆どないので、子どもが入っていても安心です。橋の向こう側までじゃぶじゃぶ水路を進んでいくと、青空と田園風景が広がっています。

出典:リビング多摩Web

近くの水辺では、水を好む昆虫たちにも会えました。田んぼの畦には、アオスジアゲハがとまって、羽をやすめています。

出典:リビング多摩Web

水草がしげる水路の岸辺には、シオカラトンボが止まっていました。この時期すでに赤トンボもいて、二色のトンボたちが付近をとびかっています。

出典:リビング多摩Web
木陰の湧水スポットに癒される

次は水路の流れる向きとは反対側の、湧き水が出ているという場所へ向かって歩いてみます。草や木が生い茂り、徐々に日陰に入っていきます。

出典:リビング多摩Web

ここが、湧き水が出ている場所付近です。木々の間から、絶え間なくきれいな水がちょろちょろと流れていて、マイナスイオンが溢れ出ていますね。水の温度も、一層冷たく感じます。

出典:リビング多摩Web

この湧き水は、東京の名湧水57選に選ばれ、近所の方が野菜洗いなどに使うなど、親しまれています。また地元の公園協力会の方々が、草刈りや外来種の駆除など、これまで地道な保全活動を行ってきたことで、生態系が保たれているそうです。 (水遊びを楽しんだ後は、ごみを残さないよう、マナーに気を付けたいですね)

出典:リビング多摩Web

地方都市で育った私も、東京でしかも身近に、こんなにきれいな水と触れ合える場所があるとは、思ってもみませんでした!遊びに来ていた子どもたちも、喜んで自然を探索しています。本物の冷たい湧き水と、田園風景に癒されたい時には、ふらっと訪れてみませんか。

元記事で読む
の記事をもっとみる