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「終わるまで帰ってくるな」学校から帰ると赤ん坊を背負い畑へ<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.8.19

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。キヨさんに家事労働を強いた上に、ひどい言葉でいじめるようになった養母。戦争によって小学校では、子どもも農作業や土木工事に従事しなければいけませんでした。

真冬にたらいと素手で洗濯していて、足が出血するほどのひどいあかぎれになったキヨさん。痛みを和らげようと、掘りごたつに足を入れようとすると、「汚い足を入れるな!」と養母に蹴飛ばされ、入ることは許されませんでした。

小学校の校庭は戦争のために芋畑へと変わり、子どもたちは農作業や土木工事に従事することに。キヨさんがヘトヘトになって学校から帰宅すると、養母が待ち構えていて……。

戦争によって学校の校庭は芋畑に

こんにちはゆっぺです。

戦争が始まると、小学校は軍国主義教育の色合いが濃い「国民学校」へと変わりました。

学校の校庭は芋畑へと変わり、子どもたちは農作業や土木工事に従事しなければなりませんでした。

キヨがへとへとになって帰宅すると、おんぶひもを持った養母が待ち構えていて、座る間もなく姉の子をおんぶさせられて家の畑仕事へ。

小さな体で赤ん坊を背負っての農作業はきついものでしたが、この時代はこのような姿は普通に見られることでした。

働ける者はお年寄りでも子どもでも、すべて働きに出ます。

子どもが自由に遊ぶ時間などありません。

母親もゆっくり家で赤ん坊のお世話をする時間はありません。

生きていくために、皆が必死だったのです。

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昔はこれが当たり前で、皆がやっていたこととはいえ、10歳にも満たない年で赤ん坊を背負って農作業をする大変さは、今も昔も変わらないはず。そう思うと、昔の人は本当に辛抱強かったのだと感心させられますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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