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手当が6,000円もらえる資格も?「60代女性」に人気資格3選

  • 2023.8.19

会社員なら定年を迎える60代から、新しい資格を取る女性は少なくないようで、特に家事経験を活かせる資格が人気だ。中には、持っていれば職場で資格手当がつく場合もあるという。ユーキャンで60代女性に人気の資格の中でも、家事経験が生かせそうなものは次の3つだ。

■整理収納アドバイザー──「ただ片付ける仕事」ではない

整理収納アドバイザーは、単に片づけ方を教えるのではなく、「散らかりにくく、片づけやすい」空間をつくる仕事だという。

この資格が生かせるのは家事代行。求人の中には整理収納アドバイザー1級の資格が必要な場合もある。東京都のパート参考時給は1,300円~1,800円だ。

資格を取るために必要な時間は、おおむね4ヵ月と言われている。たとえばユーキャンの受講料は4万9,000円(税込)。

試験は一次試験と二次審査があり、合格率は80%とかなり高い(全国にあるテストセンターでコンピューターで受験する仕組み)。受験料は一次試験と二次審査を一緒に申し込むセット割で3万2,670円(税込)だ。

■薬膳コーディネーター──試験は通年。自宅で試験が受けられる

よく聞く言葉ながら詳しく知っている人が少ない「薬膳」。ユーキャンによると、中国の伝統医学「中医学」の考えに基づいた食事のことで、体調不良を改善し、健康的な体作りを促すため、体のバランスを整え、おいしく食べながら健康管理できるとされている。

薬膳コーディネーターは、薬膳の知識を深め、健康な体づくりに役立てるための資格で、おいしいだけでなく体にも良い料理が作れるので、飲食業界はもとより、介護業界でも評価されそうだ。

資格取得のための通信講座は約4ヵ月。受講料は4万4000円(税込)で、受験料も含まれている。試験はいつでも自宅受験ができる。合格には60点以上が必要だが、不合格の場合は再々試験まで受験できる。

■食生活アドバイザー──資格手当が6,000円つく職場も?

食生活アドバイザーは、食生活に関して広くアドバイスしたり提案したりする専門家で、食品メーカーや飲食店、学校、病院、介護の現場など、さまざまな場所で活躍している。

企業の中には、資格手当を出しているところもあり、ある食品・酒屋スタッフ正社員の求人情報(50代以上も応募可)には、、月給約22万円に加えて資格手当6000円支給とある。

現在1級はなく、2級と3級がある。ユーキャンの講座は2級と3級の試験に対応しており、2級合格の学習期間の目安は約4ヵ月という。

受講料は3万9000円(税込)で、最大20%が一般教育訓練給付制度の対象。試験は1年に2回、6月と11月に実施で、2級と3級の同時受験もできる。

2級の合格率は約40%、3級は約65%となっている。2級と3級を同時に受験する場合の受験料は1万3500円。

タレントのローラさんが3級を取ったことも話題になった。

文/編集・dメニューマネー編集部

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