1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「コストコ」に行くなら!知らないと損する4つの常識

「コストコ」に行くなら!知らないと損する4つの常識

  • 2023.8.19

安く大量の商品が買えることで人気のコストコだが、買い物のしかたによっては、年会費の元を取れなかったりするなど、逆に損をするケースがある。どのようなことに気をつけて、コストコでの買い物をすればよいのだろうか?

■「コストコ」で気をつけたいこと

安く大量に買い物ができてお得なコストコは、物価高で節約志向が高まる中、人気が一層高まっているが、間違った使い方をすると、お得になるどころか損することもある。

●買い物金額によっては年会費の元を取れない

コストコの年会費は、一般会員が4840円(税込、以下同様)、エグゼクティブ会員が9900円かかり、年会費の元を取れていない人も多い。

実際に年間いくら買えば元を取れるかは、買う商品の種類によって変わってくる。コストコの商品がほかのスーパーより平均20%安いと考えると、2万5000円以上買えば、年会費を払ったとしてもお得に買い物できる(交通費などは考慮していない)。

元が取れているかどうか気になる人は、年間の買い物額を計算するのを習慣にしよう。

●コストコに行くまでのガソリン代がかさみがち

コストコは車でないと行きにくいことが多く、家の近くで買い物していた人がコストコに行くようになると、店舗までの距離によってはガソリン代がかさみがちだ。

たしかにコストコの商品は割安で、会員専用のガソリンスタンドを使えば、ほかのスタンドより安く給油できることも多い。ただ、店舗までのガソリン代を考えると、家の近くで買い物したほうが費用を抑えられるかもしれない。

■コストコには非会員でも入れる?

コストコは会員制のため、基本的にカードがないと入れないが、知人に貸し出す会員もいて問題になっているようで、アメリカなどでは共有を厳しくチェックする方針を打ち出している。日本では会員カードの貸し借りはできるのだろうか。会員カードがなくても入るにはどうしたらいいのか。

●コストコは会員でないと本来入れないが……

そもそもコストの会員カードは顔写真付きで、カードが使えるのは本人だけ(本人と一緒なら非会員2人まで入店できる)だが、アメリカのコストコ(一般会員60ドル)では、以前から会員証の貸し借り(シェアリング)が行われていた。

そのチェックは厳密ではなく、抜き打ち検査も一部の店舗で行われていただけだったものの、最近、抜き打ち検査を今後は厳密に行うと正式公表があったそうだ。既にアメリカの大手経済ニュースメディアが報じている。

これはアメリカの状況だが、日本(会費 税込み4840円)でも当然、会員カードの貸し借りは厳禁。会員規約にも、「会員証のご利用は、会員本人のみとさせていただきます。会員証の譲渡・貸与はできません」、「会員資格の取消を無条件でさせていただく場合も」と書いてある。

検査も行われているようで、SNSなどを見ると入り口で止められている人を見かけたクチコミもある。日本のコストコは、アメリカよりもチェックが厳しく行われていると言えそうだ。

●会員にならなくてもコストコ店内に入る方法

ただ、コストコでは、会員にならなくても合法的に店内に入る方法がいくつもある。

利用しやすい方法としては、店内で売られているプリペイドカードを会員に買ってきてもらう方法がある。ただしこの場合、商品は5%高くなる。

会員の知り合いがいない場合は、無料の掲示板・ジモティーで、コストコに一緒に行ってくれる会員の募集に応募する方法もある。

また、コストコの商品が欲しいだけならUber Eatsなどで頼む方法もあるし、コストコの商品を販売するサービスもある。この場合も割高になるが、会費を払って会員になるほど頻繁に行かない人には便利かもしれない。

さらにあまり知られていない方法だが、非会員でも、処方せんがあれば店内の調剤薬局には行けるし、フードコートでの食事だけなら非会員でもできるが、フードコート以外では買い物はできない。

そして、入会しても1年たたないうちに退会すれば年会費が返金されるので、一度行ってみたいだけなら、会員になって買い物した後で退会するという方法もある。ただし退会すると12ヵ月は再入会できない。

文/編集・dメニューマネー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる