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痩せたいなら食べて!常備すべき「乾物」3つ

  • 2023.8.19

「美容と健康のため、おうちごはんが良い」とわかっていても、材料を余らせてしまったり、同じものばかり食べる羽目になったり、作る時間がなかったりして、なかなか続けられない方も多いのではないでしょうか。

材料を余らせがちな方、作る時間がゆっくり取れない方にお勧めなのが「乾物」です。

美容と健康に役立つ食スタイルを提案して19年の美養フードクリエイターである筆者が、消費期限も長く、食べられる分量だけ使うことができ、さらにダイエットサポートにもなる常備しておきたい乾物を3つご紹介します。

■乾物は栄養素が豊富!?

乾物は、その名の通り食材を乾燥させたものです。

水分を蒸発させることで保存性が増すだけでなく、栄養素がぎゅっと濃縮され、少量でも多くの栄養素が含まれています。

また、干しシイタケのように、干すことでビタミンなどの栄養素が増えるものもあり、とても便利な食材です。

■ダイエットサポートにお勧めの乾物3つ

(1)切り干し大根

大根を干した切り干し大根には、食物繊維がたっぷり含まれています。

煮物のイメージが強い切り干し大根ですが、おすすめはヨーグルト漬け

食べやすい長さにカットした切り干し大根を、しっかりかぶる程度のヨーグルトに漬けこみ、冷蔵庫で一晩戻します。

ヨーグルトの水気を切り干し大根が吸うため、クリームチーズで和えたような状態になります。

塩コショウやお好みのドレッシングであえて食べましょう。

(2)寒天

寒天の原料は、天草という海藻で、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維の塊のような食材です。

煮溶かして何かを固めるために使うことが多い寒天ですが、最近では、さっと水に戻してそのまま食べられる寒天も販売されています。

「今日は、料理をする時間がない」というときでも、お惣菜やサラダ、インスタントのお味噌汁に寒天を入れることで、手軽に腸内善玉菌のエサをプラスすることができますね。

(3)きくらげ

きくらげは、キノコの一種です。

キノコには、腸内で水分を吸って数十倍に膨らみ腸の運動を促す不溶性食物繊維、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維、2つの食物繊維がバランスよく含まれています。

水に戻したきくらげは、必ず熱湯に通してから使います。

刻んで、サラダに加えたり、スープや炒め物にも使えます。

こりこりとした食感で食べ応えもあり、どんなお料理にも合って使いやすい乾物です。

使う分だけ戻して使うことができる乾物は、とても便利な食材です。ダイエットのサポートになる乾物を日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)

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