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「体外離脱・明晰夢」の入門書 11年ぶりアップデート

  • 2023.8.19

夢から叶える願望実現。
早朝に見る「光明の夢」が幸運をもたらす!

2023年8月20日、作家・高羽そらさんによる「体外離脱と明晰夢」の入門書『夢体脱』(ハート出版)が発売された。

本書は、2012年に刊行され「わかりやすい」と反響を呼んだ『夢で会える 体外離脱入門』に最新情報を加筆し、11年ぶりに内容をアップデートしたもの。

「夢体脱」とは、「体外離脱」と「明晰夢」を統合した用語で、意図的に夢の世界を体験することを指す。明晰夢は、医学的にも検証されている用語で、夢を見ている時にその体験が夢だとはっきり気がつく現象をいう。一方、体外離脱は、さまざまなスピリチュアル系の書籍や雑誌のテーマとして取り上げられた、いわゆる「魂が身体から抜け出る」オカルト的な出来事を意味する。

著者は、2009年の初体験以降、現在まで記録に残っているだけで250回以上の体外離脱体験をしているという。その体験をもとに、誰でも気軽に体外離脱、明晰夢を楽しめるようマニュアル化したのが本書だ。「夢体脱」の体験はワクワクする楽しいものだが、それだけでなく、「亡くなった人に会える」「高次意識とつながる」など、現実世界を豊かにすることが出来ると著者は主張している。布団一枚のスペースから始まる「無限の宇宙体験」を、一度体験してみてはいかが?

体外離脱と明晰夢。この2つは一見関連性がないと思われています。でもどちらもひんぱんに体験している私にとって、実はまったく同じ現象です。そこに至る過程が違うだけで体験は同じです。日常の意識を保ったまま夢の世界に入るか、一度眠ってから夢の中で日常の意識を取り戻すかの違いだけです。

この本はいかにして夢の世界(明晰夢と体外離脱の世界)に入ることができるかを取り上げたものです。夢の世界は多次元に及び、その大きさははかり知れません。そして夢の世界は、精神世界の分野で扱われているすべての分野に通じる入口であると確信しています。

夢は誰でも見ることができます。霊能力も超能力も必要ありません。悟りを開いた聖者に教えを請わなくても体験できます。心地よいベッドと布団と使い慣れた枕があれば十分です。私のように普通の人間が、少しの根気と努力で驚くような体験をすることができます。そして大げさに聞こえるかもしれませんが、その体験がこの世に生まれてきた目的を知り、その実現に役立つものと信じています。

この本で紹介する理論やテクニックは、あくまでも私の経験に基づいた仮説であり、個人的な体験だということを理解しておいてください。非物質的体験は主観的な体験であり、すべての人にあてはまるノウハウは基本的に存在しません。しかしながら、参考にしていただける部分がたくさんあると思います。

この本に書いてあるのは、夢の世界を探索するために、私がコツコツと作成してきた「夢への地図」です。私達が目指す目的地は一人ひとり違いますし、歩む道も同じではありません。でも初めて夢の世界に踏み込む方にとって、「夢への地図」があれば道に迷うことなく目的地へ進んでいけます。

ただし、私のこの「夢への地図」はまだ完成途上で、しかも日々少しずつ変化しています。ですから皆さんは、それぞれに「夢への地図」を作っていただけたらと思います。

そして各人が作り上げた「夢への地図」は、重ね合わせることができます。重ね合わせることで、より正確な地図となります。そしてすべての「夢への地図」を重ね合わせた時、そこには真の宇宙が表現されているような気がします。その時人間は気がつくのかもしれません。この現実世界も「夢」だったことを。(本文より)

■高羽そらさんプロフィール
たかは・そら/1962年京都市に生まれる。子供の頃から明晰夢を見るようになる。2008年に神戸へ生活の拠点を移してから、体外離脱を経験するようになる。体外離脱や明晰夢の体験を記録するためにブログを始めたが、現在ではそれらの体験をもとにした物語を書き続けている。著書に『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)、『ゼロの物語』3部作(オフィスニグンニイバ)、『Story of Zero Book Ⅰ~ Encounter ~』(オフィスニグンニイバ)、『永遠なる玉響(たまゆら)』上下巻(オフィスニグンニイバ)がある。

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