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【蒲生四丁目】2000円以内絶品コースランチでゆっくり過ごせる「Siesta(シエスタ)」

  • 2023.8.18

<大阪発>こんにちは。大阪地域特派員のMeiです。

どんどん暑さが増す今日この頃。癒しを求めて今回はフレンチ主体の欧風料理レストラン「Siesta(シエスタ)」さんに伺いました。

ずーっと長居したくなるレストラン「Siesta」

大阪メトロ鶴見緑地線蒲生四丁目駅4番出口から1号線沿いに西(京橋方面)へ向かって徒歩5分ほどの場所に、2020年にオープンした「Siesta(シエスタ)」があります。

出典:リビング大阪Web

表通りに面しているもののフェンスがあり、一歩奥まったところに入口があるためわかりづらいのですが、フェンスの裏にはこんなに広いスペースが!

素敵な和食器がお出迎え

中に入って進むと素敵な和食器が目に入り、つい立ち止まってしまいました。 実はわたし、海外にいたころ国立博物館に携わっていたのですが、その時にアジア陶磁器の歴史を勉強してからレストランで食事する際は使用される器にも注目しています。

出典:リビング大阪Web

出西窯(しゅっさいがま)の陶器 (各価格が違います)

食事をした後Siesta代表の多々納さんにお聞きしたところ、島根県にある出雲大社と宍道湖(しんじこ)の間に位置する斐川町(ひかわちょう)にある出西窯で作られた陶器で、多々納さんのご出身地のご縁で店頭に置いているそうです。

森の中に迷い込んだかのような店内!

一歩奥に進むととても素敵な店内が現れました。

出典:リビング大阪Web

こんなに広いスペースがあるとは想像しておらずビックリしてしまいました。 ソファー席やテーブル席の他にカウンター席もあります。 庭も奥行きがあり、木のぬくもりと緑のマイナスイオンが感じられます。空間の使い方が本当に心地よく、緑を愛でることでゆったりとした気持ちになります。

出典:リビング大阪Web

こちらの席に案内され座りました。 ガラス扉を閉めることができるので個室にもなり、5名以上の予約で個室利用が可能だそうです。

店名の「Siesta(シエスタ)」とはもともとスペインで生まれた習慣で長いお昼休憩のこと。お店では「手をかけた料理と心に寄り添うサービス」を大事にされており、ディナー営業をせず昼間のランチとカフェ営業のみにすることで早めに次の日の仕込みをし、「ちょっと得な気分になる贅沢ランチ」を提供されています。

メイン、迷う

ランチメニューはコース料理2つと要予約のAnniversaryコースがあります。

出典:リビング大阪Web

「Siestaに行ったらシーフードグラタンがおススメ!」と友人からアドバイスをもらったもののいざメニューを見たら気になる料理がいっぱい。メインメニューはその日によって変えられているそうです。

コース料理がスタート

コースはSelectコースにしました。

出典:リビング大阪Web

Selectコース 1870円 前菜:旬野菜の盛り合わせ と自家製パン

彩野菜がとてもきれいで鮮やか!岡山県の契約農家さんの農薬不使用の有機野菜が主に使用されており、濃厚なバーニャカウダと赤玉ねぎのピンクドレッシングにつけていただきます。 香草でオイルソースマリネしたイカソテーはさっぱりいただけて、低温調理された鶏むね肉のハムもしっとりとおいしくいただきました。

時間と手間がかけられているのがわかるメイン料理

迷ったメイン料理、友人と2品をシェアすることにしました。 本格的なフレンチのコースではマナー違反ですがどうぞお許しください。

出典:リビング大阪Web

メイン:おすすめ鮮魚のごぼう包み揚げ ごぼうのブルーテ 五香の香り

ブルーテとはごぼうを裏ごししたソースのことで白のソースは玉ねぎピューレでした。 ぱりぱりの衣にごぼうのしっとり食感があり白身魚(旬のイサキ)の旨味が感じられる味で、くどくないので包み揚げされていてもペロリと平らげてしまいました。

五香(中国の代表的なミックススパイス)は直接料理にかけると強い香りになるのでお皿に散らして使っており、ごぼうのブルーテにも少し入れて香りづけしているとのことでした。

出典:リビング大阪Web

メイン:チキンのガランティーヌ(オリーブ包み焼) クリームチーズソース

鶏もも肉に砕いたオリーブが包まれていて、ナイフを入れると肉汁があふれ出てきました。 添えてあるゴルゴンゾーラが少し入っているクリームチーズソースをチキンにつけて、ジャガイモのガレットと一緒にいただくと、チキンのジューシーさとジャガイモのシャキシャキが相まってなんとまあ、おいしいこと。

出典:リビング大阪Web

メイン:海老と貝柱のシーフードグラタン 画像提供:Siestaさん

一番人気のメニューが気になりお店の方にお聞きしました。 海老、貝柱、ジャガイモ、ほうれん草のような青物野菜を使用し、モッツレラチーズなどのチーズをオーブンしたグラタン。

グラタンにかけるアメリケーヌソースがポイントなのだそうですが、またまた出てきました、カタカナ文字!オマール海老の頭を解体して火入れのため炒めた後、大きい寸胴で煮詰めて何度も濾して伸ばすようなかなり手間がかかっているソースとのことです。

出典:リビング大阪Web

デザートと食後のドリンク

アーモンドのブランマンジ(上)とチョコレートのテリーヌケーキ(下)にベリーソースと生クリームが添えられています。甘すぎず、テリーヌは少し焦げ目をつけられており、香ばしさが感じられました。 デサートは日替わりで「ケーキ1種類とフルーツ」で提供される日もあるそうです。

ランチ後のカフェタイムもゆっくり過ごせるような空間を提供できるよう心掛けているとのこと。ランチのラストオーダーは14時となっており、その後のカフェタイムはデザートセット(デザートとコーヒーのセット 880円)とドリンクメニューのみとなります。

不定期・数量限定のかき氷!!

新たにかき氷を提供されたので涼みに伺いました。

出典:リビング大阪Web

グラスのかき氷(桃とすもも)は、ランチコースの「本日のデザート」から変更は+385円 カフェタイム単品715円 (不定期・数量限定での提供のためご希望の方は予約や来店時にお店に尋ねてください)

実は、奈良のかき氷ブームの火付け役と言われている有名店で以前働いていた方が「シャリふわ」なかき氷を作られているとお聞きしどうしても食べてみたかったかき氷。念願の実食です!

伺った時のフルーツは桃とすももでしたが、時期によって使用されるフルーツも変わるためかき氷メニューの価格も変わるそうです。

出典:リビング大阪Web

土台にある薄茶色のジュレは「島根県産べにひかり」の和紅茶で作られており、渋みも少なくまろやかなやさしい味でした。 赤いシロップはすもも本来の甘さを感じると同時に少し酸味も感じられ、練乳のミルクや生クリームのコク、そして白桃の甘みとの調和が本当においしかったです。 冷えの緩和用にお白湯を添えてくださるお心遣いもありがたかったです。

予約がおススメ

わたしのようにゆっくり過ごすお客さんが多いようなので予約をおススメします。レストラン予約サイトか電話で予約ができます。

自分では調理できないような素敵な料理と表通りの喧騒を全く感じさせない癒しの空間のお店でした。みなさんもいつもより長いお昼休みを取ってゆっくりしてみるのも良いと思いますよ。

Siesta 住所:大阪市城東区蒲生3-11-10-1F 電話番号:06-6167-6808 営業時間:火~土:11:30~17:00(LO 16:00、ランチメニューのLO 14:00) 定休日:日曜日、月曜日、祝日 駐車場なし、駐輪場あり(別場所、お店にお尋ねください)

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