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「え?小学生でマウント…」娘を馬鹿にする同級生にイラッ!真意を聞くとまさかの苦労があって?

  • 2023.8.18

朝の通学でよく顔を合わせる、近所でも評判な優等生の女の子・Aちゃん。入学してからしばらく娘の通学に付き添っていた私に、Aちゃんはいろいろと話しかけてきます。どうやら褒めてほしい様子で、少しずつ娘に対してマウントを取るようになってきて……。

突然始まった同級生のマウント!

小学校へ入学した娘の通学に、入学からしばらくは付き添っていました。登校中に頻繁に会うAちゃんは近所でも評判な、優等生を絵に描いたような女の子。Aちゃんと会った日は、3人で学校に行くようになりました。Aちゃんは、私にできるようになったことを話してきます。学校での出来事というよりは、学習塾で先取りして学んだことを褒めてほしい様子です。次第に、Aちゃんは娘に「漢字を書ける? かけ算できる?」と質問するようになり、そのたびに娘は「習ってないからできないよ」と返答。「えっ、できないの? やればできるんじゃない?」と質問攻めが止まりません。

ある日、イライラした様子のAちゃんが娘に向かって「お母さんが一緒じゃないと学校に行けないって恥ずかしくないの?」と言い放ちました。娘がショックを受けている様子だったので、「ママが一緒に行きたいんだよ」とさりげなくフォローを入れましたが、Aちゃんはムッとした反応です。それから娘はAちゃんとの登校を嫌がるようになったので、登校時間を早めることに。たまたま会った日にしか一緒に登校していなかったこともあり、Aちゃんは別の友だちと登校していたようです。


家を出るのが遅くなってしまい、久しぶりにAちゃんに会うと「習い事で休みがなくてしんどい……でも、ママが悲しむから言えない」と元気なく言うのです。あのときの娘に対するマウントのような発言は、ママに甘えたいという気持ちからくるものだったのかな?と感じた私。娘はAちゃんから習い事が大変だと聞いていて、「遊ぶ時間もなくて大変だよね」と純粋に心配していました。いつの間にか、娘の気持ちも変わり、仲良くしていたようです。習い事は子どもの気持ちを尊重してあげるのが大切だな、と考えさせられた出来事でした。

作画/mosu


著者:木村さち

ベビーカレンダー編集部

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