2023年1月、熱海サンビーチから徒歩3分の場所に、「Himono Dining かまなり」がオープン。こちらは、160年以上の歴史を持つ老舗干物屋が手がける、デリスタイルのレストラン。スタイリッシュな店内では、干物をおしゃれにアレンジしたメニューを楽しめます。また入口には足湯もあり、気軽に立ち寄ってリフレッシュするのにぴったり。朝8時から営業しているので、朝食からランチ、カフェタイムまで幅広い時間帯で重宝します。
干物を“今の時代”に合わせて楽しむお店
熱海駅から、のんびりと坂を下って約15分。海を望むドライブルート国道135号沿いに「Himono Dining かまなり」はあります。
こちらは、江戸時代から続く干物屋「釜鶴ひもの店」の5代目・二見一輝瑠さんが、「若い人たちにも、気軽に干物を楽しんでほしい」との思いから、新しいスタイルで干物を楽しめるお店をオープンさせました。
お土産探しに役立つショップコーナー
奥には、自社製品だけでなく、地元のいいモノを集めたショップがあります。棚に並ぶのは、マニキュアを思わせるようなキュートな瓶入のジャムや、デザインにこだわったお茶など、どれもハイセンスなものばかり。他では見つからない隠れた名品も多く、眺めているだけでもワクワクします。
グループでも一人でも、利用しやすいおしゃれな店内
イートインスペースは、自然光がたっぷと入る明るい空間。ところどころに飾られた、グリーンにも癒やされます。おしゃれだけど、肩肘張らない。ゆったりとくつろげる“優しい温もり”が空間を満たしています。
さらに奥には、シンク付きのワークショップスペースを完備。ここでは、鮮魚を使って干物を自分用に作るユニークな「ひもの開き体験」が行われています。熱海でとっておきの体験をしたい方は、ぜひ「Himono Dining かまなり」のホームページをチェックしてくださいね。
ワークショップスペースは、ワンちゃんと一緒に入店できる個室仕様となっています。熱海で愛犬と一緒に安らぎのひとときを過ごしたい方は、こちらの利用もおすすめですよ。
干物が主役の「ひものボウル」
レストランでは、干物をアレンジしたメニューを提供。お店で使用するのは、無添加で仕上げた「釜鶴ひもの店」の干物が基本。おいしい上に、安心・安全です。
数あるメニューの中で、朝食やランチに人気なのが「ひものボウル」。干物が主役とは思えない、フォトジェニックな見た目で、好奇心を掻き立てられます。
干物から骨を取り、細くほぐしていくのは、すべてスタッフによる手作業。小骨まで取られていて、丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
こだわりのラテ&スイーツも人気
デザートには、とろける舌触りのパンナコッタをぜひ。ミルキーなパンナコッタに、西伊豆特産の井田塩をきかせたキャラメルソースをかけることで、塩味と甘みのコントラストが絶妙に絡み合います。
そして、温かいカフェラテを注文すると、干物のラテアートを施してくれます。ユニークなビジュアルで、思わず写真に収めたくなるはず。
海を眺めながら食べたいピクニックセット
お天気なら、「ピクニックセット」をテイクアウトして、ビーチで味わうのもおすすめ。セットのメインは、うま味がぎゅっと詰まった鯵の干物をフライにしたハンバーガー。揚げ物ですが、オリジナル「緑のソース」(イタリアンパセリ、フレッシュコリアンダー、青とうがらし、タマネギをワインビネガーで合わせた)をつければ、さっぱりピリリと味わえますよ。
小腹が空いた方は、パクっと殻ごと食べられる「天使の海老の干物」のフリットを召し上がれ♪ 衣に米粉が使われているから、食感は軽くてサクサク。沼津蒸留所のクラフトジンや静岡麦酒と一緒に味わえば、リゾート気分が高まります。
干物のおいしさを再発見できる「Himono Dining かまなり」。いつもと違う旅がしたい方は、訪れてみてください。