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自然に囲まれて「ととのう」旅へ!【関東】サウナ付きグランピング場5選

  • 2023.8.17

夏から秋にかけては、キャンプが楽しい季節。さらに、今大人気のサウナにも入ってゆっくり過ごせたらうれしいですよね。今回は、都心から2時間程度で行けるエリアで、山や川・海に近く自然に囲まれてサウナも楽しめるグランピング場を5つご紹介します。旅行の計画にぜひチェックしてみてください。

<群馬・みなかみ>レトロな駅”土合駅”直結で自然に囲まれる「DOAI VILLAGE」

群馬県利根郡みなかみ町の「DOAI VILLAGE(ドアイヴィレッジ)」。なんと、JR上越線「土合駅」に直結で大自然に囲まれて過ごすことができるんです。

三角屋根がかわいらしい土合駅は、下りホームが地下深くの階段を降りた先にあり、日本一の「モグラ駅」として知られています。地上まで486段の階段がありますが、がんばって登りきった先に待つのは別世界。宿泊者限定エリアの扉を開くと、ウッドデッキの先にインスタントハウスやテントが建ち並ぶ、DOAI VILLAGEが広がっています。

テントハウスの中は、まるで雪のかまくらのような不思議な空間。ベッドまたは寝袋でごろ寝の部屋が選べ、ゆったりと過ごせます。

フィンランド式サウナと水風呂で癒される

宿泊プランには、本格フィンランド式サウナの利用が含まれています。
薪割りや火入れも体験でき、好みの温度に調節が可能。薪ストーブのサウナストーンに水をかけるセルフロウリュもでき、熱気と蒸気に包まれて、汗と一緒に日ごろの疲れを流すことができます。

体がしっかり温まったら、谷川連峰から流れてくる水を使用した水風呂に浸かれば爽快。その後、青空や緑を眺めながら外気浴をして、またサウナへ…の流れを繰り返せば、待望の「ととのう」瞬間が訪れるはず。

駅舎内のカフェも、自然のなかのアクティビティもおすすめ

宿泊している間は、中央広場でBBQをしたり、駅の事務所と切符売り場を改装したカフェ「駅茶(えきっさ)mogura」でお茶をしたりするのもよし。

水上散歩ができるSUPをはじめとしたアクティビティに参加できるプランもおすすめです。自然の中で非日常に浸ってみては?

<埼玉・飯能>BBQやイベントで北欧文化に触れる「Nolla naguri」

池袋から電車とバスで2時間ほど。埼玉県飯能市の名栗湖近くにある「Nolla naguri(ノーラ名栗)」は、BBQやサウナなどで北欧の文化に触れることができる施設です。

GLAMPING FIELDの広いテントはウッドデッキ上にあり、屋根の下で焚火とBBQも可能。プライベート感を保ちつつ、自然に囲まれたキャンプを楽しめます。

宿泊者のみに開放される、星空の下のナイトサウナ

施設内にはテントサウナを貸切で使えるエリアもありますが、より特別感があるのが、星空の下でのナイトサウナです。その際宿泊者限定で使えるのが、広々とした大テントのサウナと、ガラス窓張りのサウナトレーラー「savaco(サバコ)」。

フィンランド式のロウリュサウナで、薪ストーブのサウナストーンにスタッフの方が水をかけてくれます。座って星空を眺めているうちに、蒸気の中で体がじわじわと温まり、発汗も促進。そこから一歩外に出れば、夜の澄んだ空気の中で涼むことができます。

フィンランド式BBQや、地元の食を楽しめるイベントも

宿泊中の食事は、kokko(フィンランド語で焚き火)に集まるように食べ物を囲み味わう「kokko BBQ(コッコバーベキュー)」で。フィンランド名物の大きなソーセージ"グリッリマッカラ"や、飯能の新鮮な野菜のバーニャカウダーでお腹も心も満たされます。

Nolla naguriでは定期的にイベントも実施。9月2日(土)には地元の作家さんたちの手作り雑貨の販売やキッチンカーの出店もある「ピクニックデイ」が開催されます。当日は、バルーン遊具が登場したり、さまざまなワークショップも行われますので、タイミングが合う方はぜひ足を運んでみてください。

<埼玉・ときがわ>川の音をBGMに伸び伸び過ごす「COMORIVER」

池袋駅から電車で1時間半ほど、埼玉県の都幾川(ときがわ)を目の前に過ごせるのが、自然の中のこもりリゾート「ときたまひみつきちCOMORIVER(コモリバ)」。

グランピングテントまたは広々としたキャビンは、大きなベッドにクッションもたくさん置かれ、ゆっくり足を伸ばせる空間。テントの前の川は貸切で、タープの下で自然に囲まれながらBBQや焚き火ができます。

2つのサウナを体験可能。その後スライダーを滑って川の中へ

敷地内には2種類のサウナがあります。1つは、日本ではまだ珍しい、エストニア発のかまくら型野外設置サウナ「イグルーサウナ」です。

ドーム型の屋根が室内の熱を効率よく対流させる造りで、木の香りに包まれてリラックスできるのも特徴。火おこし済みのストーブに薪をくべて温度調節したり、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるセルフロウリュができます。

もう1つは、フィンランド発のサウナ小屋「サウナモッキ」。こじんまりとして落ち着けるほの暗い空間で、同じくセルフロウリュをしながらじっくり体を温められます。

サウナの後は、川を眺めながら外気浴を。スタッフの方が手作りしたという「川床スライダー」で川の中へドボン!というのも、この時期のコモリバだけでできる特別な体験です。

※サウナ利用は宿泊プランには含まれません。それぞれのサウナで別に予約が必要です。

焚き火体験やドリンクフリーフローでさらに充実したひとときを

オプションでお子さまが参加できるパン作りなどのアクティビティが選べるコモリバ。
天井まで続く大きな本棚に囲まれる本館のロビーでは、埼玉県産ウィスキーブランド「イチローズモルト」をはじめとしたドリンクフリーフローを提供。昼間に川で思いっきり遊んだ後に、しっとり落ち着いた時間を過ごすことができます。

※「フリーフロー」はキャビン宿泊者のみ対象。テント宿泊者は別料金

<千葉・稲毛>潮風を感じながらくつろぐ「small planet CAMP & GRILL」

東京駅から乗り換えなしのJR総武線「稲毛駅」または京葉線「稲毛海岸駅」から、バスで10~15分程度。ビーチやプール、美術館を有する稲毛海浜公園内「Sunset Beach Park INAGE(サンセットビーチパーク稲毛)」には、グランピングとBBQを楽しめる「small planet CAMP & GRILL(スモールプラネットキャンプ & グリル)」があります。

グランピングテントは緑に囲まれた位置に点在。ホワイトを基調にした内装は、自然を身近にありながらも都会的な雰囲気で、快適に過ごすことができます。

テントサウナで温まったら、海を眺めながら一休み

同じく木々に囲まれた場所に、宿泊者が利用できるテントサウナも。火おこし済みのストーブがあり、セルフロウリュができます。

外に水風呂やシャワーもあり、自然の中で体をスーッと冷やすことができます。海を眺められる位置に椅子も設置されているのもポイント。特等席で休憩を取り、日ごろの疲れを癒すことができます。

ビーチやプールにも立ち寄ればリゾート感をより満喫

宿泊中にはBBQやカフェで食事を楽しむのはもちろん、公園内のビーチやプールにもぜひ足を伸ばして。浜辺で立ち寄りたいのは、海まで伸びるウッドデッキ。特にサンセットの時間は、ブルーやオレンジが入り混じるマジックアワーの空と海が壮観です。

<千葉・香取>収穫体験や動物との触れあいも。農園に泊まる「THE FARM」

東京駅から高速バスと無料シャトルバスに乗って1時間半。千葉県香取市の「THE FARM(ザ ファーム)」は1年を通じて60品目以上の野菜を露地栽培する農園のリゾートです。キャンプ場やコテージなどのエリアがあり、BBQやアクティビティのほか、ミニ動物園でポニーやヤギとの触れあいも楽しめます。

グランピングテントは、敷地内の小川を目の前にした場所や、見晴らしのよいウッドデッキ上にあるものを選択可能。ベッドやチェアでくつろぎながら、目の前の自然を眺めて思い思いに過ごせます。

男女みんなでゆったり過ごせるサウナガーデン

敷地内には、宿泊者が何度でも利用できる天然温泉施設「おふろCaféかりんの湯」があります。弱アルカリ性の泉質で肌がすべすべになる露天風呂と内湯では、フィンランド式ドライサウナにも入れます。

さらに、水着または館内着で楽しめる、広々としたサウナガーデンも。男女一緒に入れるので、カップルやご家族でおしゃべりしつつ、ときにドイツ製のサウナストーブに水をかけてロウリュもしながらじっくり汗をかくことができます。
その後は足湯やハンモックでのんびりしたり、食堂で農園の新鮮な野菜のメニューを楽しんで。

「グランピングバレルサウナスイート」プランならサウナを独り占め

1日1組限定で、憧れのプライベートサウナ付きのコテージに泊まれる「グランピングバレルサウナスイート」のプランもあるので、気にある方はぜひチェックを。

自分で収穫した野菜を食事やお土産に

グランピングやコテージ宿泊のプランには収穫体験があるのが農園ならでは。旬の野菜を夕食に食べたり、お土産として持ち帰ったりすれば、忘れられない旅の思い出がひとつ増えることまちがいなしです。

サウナと自然に体と心を癒される特別な旅へ

サウナも楽しめる、関東のグランピング施設をご紹介しました。ぜひ足を運んで、自然いっぱいの場所でじっくり汗をかき、日ごろの疲れを洗い流して、身も心もリフレッシュしませんか?

writer / ミハル

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