テイラー・スウィフトが大学講座のテーマに、一体どんな内容？

テイラー・スウィフトが今度はアリゾナ州立大学の社会心理学講座のテーマになるという。（フロントロウ編集部）

アリゾナ大学の社会心理学講座の題材はテイラー・スウィフト！

最新のワールドツアーThe Eras Tourが史上初めて収益10億ドル（約1,500億円）を突破するツアーになると見込まれているテイラー・スウィフト。世界的スーパースターである彼女のキャリアを通して人間心理や社会心理について学べる機会が、米アリゾナ州立大学で今秋よりスタートするという。

「テイラー・スウィフトの心理学 - 社会心理学特論（Psychology of Taylor Swift - Advanced Topics of Social Psychology）」と名づけられたコースは、テイラー・スウィフトを通して「ゴシップ、人間関係、復讐など、様々な現象」を学ぶもので、「このクラスは、彼女が好きか嫌いかを話すセミナーではありません。心理学を学びたいのです」と、大学のニュースサイトには記載されている。

コースのなかでは、例えば、テイラーがキム・カーダシアンとカニエ・ウェストとの確執でスキャンダルを経験した後に自身の“レピュテーション（世間での評判）”を題材にした2017年のアルバム『レピュテーション』に触れられるという。テイラーはアルバムの大ヒットによって「復讐」を果たしたが、ではなぜ人間は復讐が好きなのか？ どのように復讐を実行するのか？ ということを社会心理学の視点から学ぶとのこと。

世界の大学では、ジェイ・Zやマイリー・サイラスをテーマにした社会学のコースや、ハリー・スタイルズをテーマにしたデジタルヒストリーのコースなど、生徒がよく知るセレブリティを題材にしたコースが多く存在するが、テイラーをテーマにしたコースはなかでも多く、テキサス大学オースティン校、ニューヨーク大学、スタンフォード大学、ゲント大学などでテイラーが学びの題材となっている。