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「子どもの幸せを考えたことがない」断言するママ友。ありえない思考回路に絶句<ご近所トラブル物語>

  • 2024.7.6

庭野はなさんの娘・つむぎちゃんは、近所に住む同い年のサラちゃんと大の仲良し。サラちゃんの母親・リカさんは不倫をしていて、不仲な夫とは別居予定でした。理不尽にはなさんやサラちゃんを怒鳴ったり、責めたりすることがあるリカさん。「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちでリカさんと付き合いを続けていましたが、はなさんにサラちゃんを預けておきながら、警察に「誘拐された」と通報するなど、度を超えた行動のリカさんに怒りが爆発するはなさん。「絶縁しよう」と考えていました。そんなとき、サラちゃんとふたりで話していたはなさんは、「パパとママ、ずっとケンカしててもいいから、サラのそばにいてほしい」と、サラちゃんの本音を聞くことに。両親がケンカばかりしていた自身の幼少期と重ね、サラちゃんに共感していました。

サラちゃんの気持ちを知る由もないリカさんですが、リカさんなりに子育てについて悩んでいました。

リカさんは両親がおらず、小さいころから友だちがいなかったそう。そのため、子どもの気持ちや子育てというものがわからず、子育てに不向きだと感じていました。幼少期の経験がトラウマとなっていたリカさんは、「私もはなちゃんみたいなママになりたいんだけどさ、どうしたらいいかな?」とはなさんに相談します。

「えらそうなことは言えないけど、とにかく今はサラちゃんの気持ち、一番に考えてみたら?」とはなさんが答えると、「いや、だからさ、サラが何考えてるかなんてわかんないでしょ」と、子どもの気持ちがわからないリカさんは……。

思考回路が理解できない!

「私も本心まではわらかないけど……たぶんサラちゃんは、旦那さんと3人で暮らしたいって思ってる……はず……」

サラちゃんから聞いた思いを、それとなく伝えるはなさん。しかし……。

「あーそれは無理。私が嫌だもん」

即答するリカさんに、はなさんは「自分の気持ちだけでサラちゃんのことをまったく考えてない!」と、はっきりとした口調で伝えます。

「はーーーーこれだから人と生活すんのめんどうなんだよね」

リカさんの言葉に「前からわかってたけど、やっぱ思考回路が人間のそれじゃないんだろうな……」とあきれるはなさん。

「でも、サラちゃんの幸せを考えたら」と食い下がるはなさん。

「ん〜サラの幸せねぇ。…………そんなの考えたこともなかったかも」

リカさんのひと言に、はなさんは衝撃を覚えるのでした。

子育てについて話し合うふたりですが、はなさんの「子どもの気持ちを考えて」という助言がまったく通用しないリカさん。「子どもの幸せなんて考えたことなかったかも」というリカさんの言葉には驚いてしまいますね。

子育てに対する考え方は、人それぞれ。はなさんは「まずは子どもの気持ちを一番に考えてみたら?」とアドバイスしましたが、皆さんは子育てはする上で、大切にしていることはありますか?


著者:マンガ家・イラストレーター こばぱぱ

ベビーカレンダー編集部

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