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『教科書の泣ける名作』が新装版で発売 カバーはあの「ごんぎつね」

  • 2023.8.16

2023年8月3日、累計9万部のロングセラー『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』(Gakken)の新装版が発売された。収録作品はそのままに、カバーが新美南吉「ごんぎつね」をイメージしたイラストにリニューアルされている。

教科書の感動作16篇を1冊に

本書は、小学校・中学校の国語の教科書に現在掲載されている作品や、長期間にわたって掲載されていた作品の中から、心にしみる作品や涙なしには読めない物語を16篇厳選して、1冊にまとめたもの。作品の選考にあたっては、さまざまな世代を対象に行ったアンケートの結果が反映されている。掲載作品は以下の通り。

・新美 南吉『ごん狐』
・新美 南吉『手袋を買いに』
・土家 由岐雄『かわいそうなぞう』
・あまん きみこ『ちいちゃんのかげおくり』
・斎藤 隆介『モチモチの木』
・椋 鳩十『大造じいさんとガン』
・椋 鳩十『アジサイ』
・芥川 龍之介『杜子春』
・宮沢 賢治『注文の多い料理店』
・宮沢 賢治『やまなし』
・小川 未明『野ばら』
・菊池 寛『形』
・花岡 大学『百羽のツル』
・トルストイ『とびこみ』
・フランク・R・ストックタン『きみならどうする』
・アンブローズ・ビアス『空に浮かぶ騎士』
〈以上全16篇、順不同〉

さらに、各作品のあとには、ミニコーナー"「あのころ」をふりかえる"を掲載。「作者の経歴」「作風や受けた評価」「執筆の背景や経緯」「授業での指導内容」などを読み、作品への理解をより深めることができる。

旧版には読者から、「大人になった今読み返すと、新しい発見や感動があったり、登場人物の気持ちや作者の思いが以前に増して深く響いたりした」という感想が寄せられた。いつか読み返したいと思っていた名作から、忘れかけていた一作や、今の小学生が読んでいる最新の一作までを楽しめる1冊だ。

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