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ブレイク候補筆頭・濱尾ノリタカ、 『埼玉のホスト』『ブラックポストマン』の出演を裏付ける不断の努力とは?“ノートの中身は字がびっしり”

  • 2023.8.16

子どもの頃から『仮面ライダー』に憧れ、2020年から俳優活動をスタートさせた濱野ノリタカさん。『仮面ライダーリバイス』の出演で長年の夢を叶え、その後はドラマストリーム『埼玉のホスト』(TBS系)、ドラマ8『ブラックポストマン』(テレビ東京系)など出演作が続々。

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そんな濱尾さんが、girlswalkerに初登場!出演を重ねるたびに感じているという自身の成長や、特技の競泳、趣味のファッションにまつわるエピソードなど、ざっくばらんに話してくれました。

SPECIAL INTERVIEW

人が好き。一対一でじっくり話したい

——TGC公式メディアgirlswalkerに初登場ということで、自己紹介をお願いします!

濱尾ノリタカ(以下、濱尾)「大学2年の夏に今の事務所に所属するまで、ずっと競泳をしてました。大学は男子寮で、先輩方を起こしたり、朝ごはんを作ったりしてましたし、中高も男子校。とにかく男子だらけの生活でした。寮では先輩方から可愛がっていただき、今でも頻繁に会ってます。競泳のおかげもあり、体が大きくて肩が広いんです」

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——モデルのお仕事も印象的ですが、ファッションが好きだとか。

濱尾「初めてのお仕事が、GQ Japanとルイ・ヴィトンのタイアップ企画でした。セレクトショップでアルバイトをしたこともありますし、服が好きな友だちも多いので、ファッションはとても好きです。最近では、あまりかっこつけず、等身大の服がいいのかなと思うようになりました」

——服の選び方が変わったんですか?

濱尾「そうですね。最近よく着るのは、仲のいい人たちが作っている服。その方たち自身もかっこいいなと感じるので、ブランドというよりは“人”で服を選ぶようになりました。あと、最近は、読書や映画鑑賞も“ちゃんと”好きになってきました」

——“ちゃんと”、というと?

濱尾「役者として、もともと人の話を聞くことを大事にしていたのですが、ここ半年くらい、いろいろな現場でいろいろな方の話を伺ってから、僕自身も自分と向き合う時間が増えました。自分がちゃんと“好き”とか、“面白い”と思えることに時間を使うことができるようになったんです。勉強のためだけではなくて、心の底から本や映画を楽しめるようになりました。その延長で、(ノートを見せながら…)書くことも好きなんです」

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——ノートの中身、字がびっしりですね!

濱尾「いろいろ考えていることを書き出していて、研音Messageという事務所の会員サイトに、僕の日記として書くこともあります」

——さまざまな方と話をする中で、「濱尾さんはこんな人だね」と言われることはありますか?

濱尾「『人が好きだよね』といろいろな方に言われますし、それは事実だと思います。こうやってインタビューを受ける時も、仕事ではありますが、楽しいです。だからこそ、ちゃんと話したいし伝えたい。大人数で話すのも好きですし、一対一でじっくり話すのも好きです」

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『濱尾ノリタカ』撮り下ろしカット

疲れてるみんなにアイ マスクを差し入れ

——現在放送中のドラマストリーム『埼玉のホスト』(TBS系)では、純粋無垢ゆえに空気が読めない枚方祥太郎というホスト役。濱尾さんにとって「運命的な作品」だとか。

濱尾「このドラマに出演させていただいた時、『みんなでドラマを作っている』という感覚が、頭だけではなく、体に染み込んできた気がしたんです。それは、これまでの作品を経て『いろいろな方の支えや協力があるから、最後に自分たちがお芝居をさせてもらえてるんだな』と心から思えるようになったからだと思います」

——自分がチームの一員になれている、という感じですか?

濱尾「そうですね。役者も含め、みんなで意見を出し合える現場でした。たとえば、3話で祥太郎が大きな帽子をかぶってマラカスを振っているシーンがあるのですが、みんなで『これやってみようか』と考えたんです。あと、現場では差し入れもしてみました」

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——どんなものを?

濱尾「ホット アイ マスクです。ロケ場所がちょっと遠かったので、帰りのロケバスで、みなさんが少しでも眠れたらいいなと思いまして。贅沢な差し入れではないのですが、『みんな、疲れてるだろうな』と素直に思って渡しました。クランクアップの時もそれぞれの愛が伝わるスピーチを聞くことができましたし、とにかく愛のある現場でした」

——そんな中で、祥太郎と共に濱尾さんも成長できるところはありましたか?

濱尾「今までも全力を尽くしてきましたが、自分に対しても作品に対しても、きちんと向き合えるようになってきたと思います。もちろん完璧とは言えないですし、まだまだだと自覚しているので、引き続き全力で取り組んでいきたいです」

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目上の方には素直に甘えてます

——8月18日から始まるドラマ8『ブラックポストマン』(テレビ東京系)は、先輩方が多い現場ですね。どんなふうにコミュニケーションを取っていますか?

濱尾「甘えさせていただいています(笑)。年齢も経験もまだまだ追いついていない僕がかっこつけても、みなさんには見透かされてしまうと思うので…。わからない時はわからない、やってみたいことはやってみたい…と、ワガママを言うわけではなく、素直に伝えることを意識してます」

——濱尾さんは刑事役で、先輩刑事を演じる高橋メアリージュンさんとの掛け合いが多いですね。

濱尾「高橋メアリージュンさんがとても気遣ってくださるので、僕がすごく心を開いて、たくさんお話しさせていただいています(笑)。瞑想が好きとか、読んでいる本とか、共通点も多いんです。主演の田中圭さんともお話しさせていただきました。撮影のお邪魔にならないように境界線には気をつけながら…、でもやはり話しかけてしまうんです。というか、構っていただいてます (笑)」

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——いい関係なのが伝わってきます!

濱尾「先日、田中さん、志田さん、高橋さんの3名でドラマの告知映像を撮られていて。僕もいつかあの画面に一緒に入れるといいな…と思いながら、カメラの側で見守っていたんです。そうしたら、プロデューサーの方に『告知映像は決まりで今からは難しいけど、オフショットは濱尾くんも入っていいよ』と言っていただいて。とても嬉しかったのと同時に、もっと頑張ろうと改めて思いました」

——『ブラックポストマン』は完全オリジナルのノンストップ・サスペンス。どんなドラマになりそうですか?

濱尾「田中さん演じる主人公の郵便配達員・力也が、町の子供たちを守るために見えない敵に立ち向かっていくところが見どころです。ストーリーはフィクションですが、実在する職業でもあるということで、僕自身出演が決定して以降、街中の郵便配達員さんが目に止まるようになりました。リアルな演出にも注目していただきながら、予想を覆すストーリー展開をお楽しみいただければと思います」

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——濱尾さんが演じる刑事・長谷祐介の見どころはどうでしょう。

濱尾「長谷は、正義感は強いけどちょっぴり頼りない刑事。でも僕は、事件解決に向けて必死に取り組む姿勢から、芯がある人だと思うんです。口では『だるい』など言いながらも、刑事として事件に真摯に向き合っているところを見ていただきたいです」

——毎回ドキドキ展開のありそうなドラマですね。

濱尾「僕はサスペンスドラマに出演させていただくのは初めてです。『サスペンスだから事件が起こって当然』では終わらせたくないなと思ってます。長谷は、ずっと平和だった町で突然事件に直面するのですが、長谷を通して、穏やかな街で起こる事件のリアリティも伝えられたら。そのことをお芝居でも意識しているので、注目していただけたら嬉しいです」

INFORMATION

ドラマストリーム『埼玉のホスト』
TBS系にて、毎週火曜深夜25:00〜放送

《出演》山本千尋、福本大晴 (Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、楽駆、木村了、中沢元紀、田中洸希、濱尾ノリタカ、守谷日和、中山咲月
《脚本》伊吹一
《音楽》青木沙也果
《主題歌》Sean Oshima 「回せ回せよ哲学を -Imagine-」 (A-Sketch)
《挿入歌》りみー 「この物語はフィクションです」 (SoCo Records)
《プロデューサー》杉田彩佳
《協力プロデューサー》磯山 晶
《配信プロデューサー》今井夏木、杉山香織
《演出》古林淳太郎、坂上卓哉
《制作プロダクション》TBSスパークル
《製作》『埼玉のホスト』製作委員会
《公式サイト》https://www.tbs.co.jp/saitamanohost_tbs/caststaff/

ドラマ8『ブラックポストマン』
テレビ東京系にて、8月18日(金)より毎週金曜20時〜放送

《出演》田中圭/志田未来、高橋メアリージュン、平山浩行、金澤美穂、近藤春菜(ハリセンボン)、濱尾ノリタカ、堀丞、正名僕蔵、甲本雅裕、杉本哲太、小泉孝太郎
《監督》権野元、鈴木浩介、本橋圭太、柿原利幸
《脚本》寺田敏雄、鹿目けい子、武井彩
《音楽》HAL
《チーフプロデューサー》濱谷晃一
《プロデューサー》山鹿達也、黒川浩行(ユニオン映画)、江川智、池本翔(ユニオン映画)
《協力プロデューサー》木下真梨子
《制作協力》ユニオン映画
《製作著作》テレビ東京
《公式サイト》https://www.tv-tokyo.co.jp/blackpostman/

文:吉田あき
写真:三川キミ

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