「私を見下してたくせに」友人の家庭を壊そうとしたママが本性を現しまさかの＜ママ友はフレネミー＞

莉子さんは、夫の啓治と4歳の息子・拓也の3人家族です。ある日、郵便ポストに「あなたの夫、ママ友と不倫してますよ」と書かれたはがきが。その一枚のはがきから、思いがけないトラブルに巻き込まれていきます。今回の不倫騒動は、状況から見てママ友の沙希が仕組んだこと……。そう確信していた莉子さんは、沙希を問い詰めます。しかし、沙希は何を言われてもとぼけ続け、莉子さんやママ友の志保、紀香それぞれの夫婦関係が悪化したことを笑いながら話し続けるのでした。

「人の不幸は蜜の味」と言わんばかりに、莉子さんたちの夫婦仲の決裂を笑いながら話す沙希。

あくまで自分は何もしていないと貫く沙希ですが……。

いい加減にして！言い逃れできない証拠を前にママ友は…

あくまで自分は関係ないと話す沙希に、ママ友志保の夫があるものを取り出します。

それは志保の夫の店にある防犯カメラの写真。

莉子さんが店を訪れた日、防犯カメラには沙希の姿がばっちり映っていたのです。

指紋に写真と証拠が揃い、追い詰められた沙希。

自分のしたことだと認めて謝るかと思いきや、笑い出します。

「嘘ついてたのは悪かったけど、それを本気にしたのはそっちだよね」と言う沙希。

志保が「私たち友だちなのに……」と言うと、沙希は鼻で笑い「よくそんなこと言えるね」と本音を吐き出します。

どうやら沙希は、莉子さんたちに見下されていたと思っていたようなのです。

一連の不倫騒動を自分の仕組んだことだとついに認めた沙希。

そして、その引き金となったのは「自分が見下されている」という劣等感だったよう……。

ママ友の夫婦仲を壊してしまうほど、沙希は莉子さんたちのことを恨んでいたのでしょうか？

今回の出来事の真相を明かすためには、さらに沙希に話を聞くことが必要となりそうです。

それにしても、劣等感から派生し周りの人間をすべて傷つけるほどの沙希の行動力はほかの力に替えて、ママ友と楽しく過ごすことに利用はできなかったものでしょうか？

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著者：マンガ家・イラストレーター あいか＆サル山

ベビーカレンダー編集部