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とにかく早く息子に会って安心させたい|三男が学校で初めて泣いた日

  • 2023.8.14

この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男のケイ君が経験した、小学校でのでき事についてです。ケイ君を迎えに行ったふくこさんを、ただならぬ雰囲気の先生が待っていました。先生の話では、クラスメイトのSさんの高校生の兄に泣かされたというのです。Sさんの兄に呼び出されたケイ君は、Sさんと母親のもとに連れていかれ謝罪を要求されていたのです。ふくこさんは念のため、ケイ君の学校での態度に気になる点がなかったか先生に確認したのでした。『三男が学校で初めて泣いた日』第6話をごらんください。

家に帰ってから泣き出したケイ君、怖かった気持ちが安心したことであふれ出したのかもしれません。事の全容は分かってはいませんが、まずはケイ君の話を聞いてあげたいですね。

他の兄弟も、ケイ君に起きたことを一緒に考えてくれたようです。家族みんなで向き合っている様子が伝わってきますね。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

著者:ume

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