美容マニア必見「脂肪溶解注射」のメリット＆デメリット

最近は、SNSやウェブサイトで、美容医療を目にする機会が増えていますよね。

「二の腕やおなか、顔の脂肪を減らしたい。美容医療の脂肪溶解注射って効果があるの？」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回は、脂肪溶解注射についてや、ダイエットにおすすめの漢方薬について解説します。

話題の「脂肪溶解注射」とは？

脂肪溶解注射とは、注射針で脂肪細胞を溶解する薬剤を皮下脂肪に注入し、部分痩せを目指す施術方法です。

溶解された脂肪細胞は、尿や汗、便などによって体外へ排出されます。

脂肪細胞の数そのものを減らせるため、リバウンドしにくいダイエット方法といわれています。

脂肪溶解注射のメリット

脂肪溶解注射のメリットは「効果が実感しやすい」「ダウンタイムがほとんどない」「部分痩せしやすい」などが挙げられます。

脂肪溶解注射は医療行為のため、エステやサプリメントと違い、効果に医学的な根拠があります。

また、個人差はありますが、3日程度で効果が実感できる即効性も魅力です。

さらに、注射のみで完了するので痛みやダウンタイムがほとんどなく、外科手術の脂肪吸引と比べて、施術のリスクや周りの人に気付かれる可能性が低いといわれています。

薬剤が注入された部位の脂肪を減らすため、なかなか痩せない部分の脂肪を落としたり、顔やボディの理想的なデザインを目指したりする人に向いている施術です。

脂肪溶解注射にはデメリットも

脂肪溶解注射にはデメリットも存在します。

主なデメリットは「全身痩せできない」「医師の腕によって失敗する可能性がある」などです。

前述の通り、脂肪溶解注射は局所的に効果を発揮するものなので、全身痩せをしたい人には向いていません。

また、十分な知識や経験を持たない医師の施術を受けた場合、仕上がりが悪くなったり思わぬ副作用や事故が起きたりすることがあります。

脂肪溶解注射を受ける前はしっかりと情報収集をして、信頼できる医師を選ぶことが必要です。

信頼できる医師を見つけるのが難しい場合は、脂肪溶解注射ではなく、ほかの方法を検討したほうがいいでしょう。

安心・安全なダイエットを選ぶなら漢方もおすすめ

脂肪溶解注射のデメリットが不安な方は、毎日決まった時間に飲むだけの漢方薬ダイエットはいかがでしょうか。

漢方薬のなかには、「水太り」「脂肪太り」「ストレス太り」などの症状に効果が認められているものもあります。

また、漢方薬は自然由来の生薬がからだに優しく作用するため、一般的に西洋薬よりも副作用が少ないといわれているのも特徴です。

脂肪が増えるのは、便秘やストレスなどによる食べ過ぎ、基礎代謝の低下や筋肉の衰え、からだにたまった老廃物によるむくみなどが原因と考えられます。

脂肪を減らすには、

• 血流をよくして基礎代謝を上げる
• 脂肪の燃焼を促す
• 余分な脂肪の吸収を抑える
• 便秘を改善し、脂肪や老廃物を便と一緒に排出する
• 余分な水分を排出してむくみを減らす
• 自律神経を整えてストレス過食を防ぐ

などの作用がある生薬が含まれた漢方薬を選びます。

漢方薬は体質改善によって、リバウンドしにくいからだを目指します。

心とからだのバランスも整うので、ただ脂肪を減らすだけでなく、健康的な美しさを手に入れられるでしょう。

＜ダイエットにおすすめの漢方薬＞

防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）

体内にたまった余分な老廃物を便といっしょに排泄しやすくし、代謝を上げて脂肪の分解と燃焼を促す効果が期待できます。

便秘がちで体力があり、食欲も旺盛で、おなか周りに脂肪がつきやすい方におすすめです。

防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）

水分代謝を整えることで、余分な水分を体外に排出し、水太りやむくみ、多汗症の改善に働きかけます。

代謝が悪く、疲れやすくて汗かきの方に向いています。

＜漢方薬を選ぶ際の重要なポイント＞

漢方薬の効果を最大限に発揮させるには、適切な体質や症状に合った薬を選ぶことが重要です。

体質に合わない場合、効果を感じられないだけでなく、副作用が生じる可能性もあります。

自分に合った漢方薬を見極めるためには、漢方専門の医師や薬剤師の力を借りるのがおすすめです。

お近くに専門的な漢方薬局がない場合には、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、個人に効く漢方薬を見極めてくれる「あんしん漢方」のようなオンライン漢方相談が利用しやすいでしょう。

オンライン漢方相談は、相談から購入までスマホひとつで完結し、漢方薬はお手頃価格で自宅まで郵送してくれる便利なサービスです。

脂肪溶解注射のメリット・デメリットを理解しよう

脂肪溶解注射は、楽に部分痩せができると注目されています。

しかし、満足できる結果を得るためには、事前の情報収集や信頼できる医師選びが欠かせません。

脂肪溶解注射のリスクが心配な方は、漢方薬のような、ほかのダイエット方法がおすすめです。

脂肪溶解注射のメリット・デメリットを十分に理解して、自分に合うダイエット方法できれいになりましょう！

＜この記事を書いた人＞

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳（えんやま まゆか）

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。

表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。