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アメリカの寮で火災報知器が鳴り響く…→いつもの事だと思っていたら?【これがアメリカの女子大生(48)】

  • 2023.8.13

<アメリカの寮で火災報知器が鳴り響く…→いつもの事だと思っていたら?>これがアメリカの女子大生[#48]

日本で自然災害というとまず「地震」が思い浮かぶように、アメリカで自然災害と言えばハリケーンやトルネードなどの「巨大竜巻」を連想する人が多いんです。

巨大な竜巻は毎年のようにアメリカに到来し、甚大な被害をもたらします。
私のいたオハイオ州でも死者を出すほどのものは稀だとしても、大きな竜巻は身近な災害のひとつでした。

映画やニュースで竜巻の事を知ってはいたものの、アメリカに着いたばかりのころは英語もよくわかっていなかったので、そういった安全面の知識もあまりなかった私たち留学生。
そんな防災への無知が大きな惨事を引き起こすことになるのです。。。

ある日のこと、天気もかなり荒れ模様だったので、日本人留学生のカンナと私は大人しく寮の部屋で過ごしていました。

部屋で2人で喋っていると、カンナが突然「せっかくアメリカにいるから、髪の色を明るくしたい!」と言い出したのです。

既にカラー剤も買ってきていたようで「どうせ暇だしやってみよう!」と、2人でやってみる事にしました。

キャーキャー大騒ぎしながら、カンナの髪にようやくカラー液を塗り終わった頃。突然、声が聞こえなくなるほどの火災警報が建物全体に鳴り響いたのです。

しかし、これはいつもの事。
20話でもご紹介したように、全室禁煙のはずの女子寮ですが、誰かがこっそり吸ったタバコの煙に感度が良すぎる火災報知器が毎週のように反応し、けたたましい音が鳴るのが日常だったのです。

「わ!また誰かタバコ吸ったな!」と思いましたが、火災報知器が一度鳴ると安全が確認されるまでは全員外に出されるのが寮のルール。

「え〜このタイミングで〜?!」と思いながらもしぶしぶ外に出ることにしました。しかし、いざ外に出るといつもと全く違う光景が広がっていたのですが、お話は次回に続きます!

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