1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【夫の地元の田舎から出たい!】お悩みの解決策は資金の蓄えにあり!?

【夫の地元の田舎から出たい!】お悩みの解決策は資金の蓄えにあり!?

  • 2023.8.14
  • 192 views
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

植松晃士さん「いつもよりちょっぴり辛口かも!」スナック植松
お悩み1:将来のことを考えると彼の収集癖が気になります……。

彼氏は、足は2つしかないのに靴箱に100足も山積みするほどスニーカー好き。趣味はいいけど、結婚したときのことを考えるとお金や家が心配。でも喧嘩したくないし、どう折り合いをつければいいか悩んでます。
ペンネーム:まなさん(26歳・会社員)

植松さん

「結婚したときのことを考えると」とあるけど、しないかもしれないから、まず「早まるな」と言いたい。早まりすぎよ。


常連M

いきなりの強め先制パンチ……。


植松さん

スニーカーの収集ぐらい可愛いもんじゃない。その喜んでいる彼の姿を見て、「楽しそう」と微笑めないことのほうが心配よ。


常連M

まぁ、確かにギャンブルにハマっているわけでもないし、他の女の子と遊んでいるわけでもないですしね。


植松さん

そうよ、仕事帰りに毎晩飲んだくれて帰ってくるわけではないんでしょ? だったら全然いいんじゃない?と思う。だって、靴を眺めているだけで幸せになってるんでしょ。もちろん、子供ができた後でもすごい勢いで収集していたら問題だけど、それまでは楽しそうにやっている趣味を攻撃すること自体が考えもの。自分の稼いだお金で靴を買うぐらいいいじゃないって思うけど。


常連M

確かに、新しいアイシャドウパレットを私が買ったときに「また似たようなものを……」って指摘されたら嫌かも。「コレとコレは別だから」ってなる。でも、さすがに一緒に住むとなったときに、100足全部を持ってこられたら困るなとは思うけど(笑)。


植松さん

でも、しょうがないのよ。結婚や同棲って、それを許さないといけないの。それが許せないんだったら、お別れを考えたほうがお互いのためかもよ。それに収集ってことは履いてないんでしょ?


常連M

はっ、物によっては高く売れる!?


植松さん

そうなのよ。リセールで高く売れる可能性を考えると、投資のひとつ。NISAよりいいかもよ。


常連M

確かにポケモンカードとかに何百万という世界よりは現実的だし、あり。


植松さん

それに、まだ結婚もしてないんだから、折り合いも何もないし、そもそも元手は彼のお金。「足は2つしかないのに」って彼女が言っているところで、嫁気分を超えて“お母さん感”が出ちゃっているから、気をつけて。彼が喜ぶ姿を楽しめるようになること、祈ってま〜す!


【植松マスターの格言】「スニーカー収集はNISAよりいい投資と捉え、温かく見守るべし」
植松晃士さん
お悩み2:夫の地元の田舎から出て、もう少し便利な街で子育てしたい!

彼が地元へ転勤になったのを機に結婚。地方都市出身の私は、将来を考えていろんなことが経験できて選択肢の多い都会で子育てをしたいし、田舎の不便さもしんどくて。夫には嫁いだ覚悟が足りないと言われます。
ペンネーム:こなつさん(30歳・看護師)

植松さん

でもこなつさんは、田舎に住むこと前提で結婚したんでしょ?


常連M

うん。今年、お子さんが産まれて気持ちが変わったのかな……。


植松さん

お舅さんやお姑さんが近くにいて、子供の面倒も見てもらえそうだと考えると今の環境はいい気がするけど。経済的に助かることも多そうだし、田舎でしかできない経験も積めると思うわよ。


常連M

近所のおじさん、おばさんまで可愛がってくれそう(笑)。


植松さん

もちろん都会よりも小さいコミュニティだから、人間関係が面倒臭いんだろうけど。すぐに顔を覚えられて「今日はああだった」「昨日はこなかった」みたいに把握されちゃうから、生きにくさはあるわよね。でも、子供のコミュニケーション能力を育むためには大切なこと。


常連M

ですよね、お子さんが小さいうちは、なおさらそうな気がする。


植松さん

そうそう。都会は、習い事や学校の選択肢が多くて、その中から選べるというメリットもあるけれど、それは4〜5歳ぐらいになって、そろそろ小学校、みたいなときでもいいんじゃないかしら?


常連M

こなつさん自身が田舎を出たいっていうのがあるのかもね。


植松さん

子供のためならあと数年間は田舎で、自分のためなら離婚もあるのかもね。彼に「覚悟が足りない」って言われてもしょうがないと思うし、彼にとってはすでに地雷の話になっていそうだから、うまくやっていこうと思うなら、これ以上、踏まないようにするのが賢明よ。とはいえ、こなつさんはちょくちょく愚痴を友達に吐き出して溜め込まないことも大事。そうじゃないと変なことになっちゃうから。そのうちママ友という新たなコミュニティができて、楽しさと煩わしさがセットでやってきて忙しくなると、そんなこと考える余裕はなくなりそうだけど、「いつか都会へ」という志を持って、いつでも動けるだけの資金の蓄えをするのが賢明。そして、ぜひ田舎ならではの楽しさを見つけて。澄んだ空とかキレイな風景をSNSで発信して人気者になってもらいたいわ。


【植松マスターの格言】「子どもの進学がチャンス。今は田舎生活を満喫して資金の蓄えを万全に」
植松晃士さん「今と向き合ってこそ明るい未来が開けるの」

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美

元記事で読む
の記事をもっとみる