「私でよければ助けたくて…」上司にアピールする後輩は、信じられない行動に！＜腹黒な後輩＞

「もし後輩が腹黒サイコパスだったらどうしますか？」第3話。本田さんは、子育てしながらマーケティング本部リサーチ課で仕事も頑張るワーキングママ。ある日、業務の移管に伴い「原黒りな」さんが配属されてきました。ところが初日から、2人でランチのときとみんなの前や本部長が現れたときとの態度があからさまに違ったのです。

態度が一変する新たな後輩、原黒りなさん。その様子に驚きつつも、本部長に一瞬で気に入られた彼女のテクニックに感心していた本田さんでしたが……。

あれ……？ 後輩の態度に違和感……

子どものお迎えがあるため残業できない本田さん。それを観察していた原黒さんは、本田さんが翌日しようと思っていた作業を勝手に済ませ、課長にさりげなくアピールします。

そのときは「気を遣ってやってくれたのかな」と思った本田さんですが、その後、自分にだけ返信が遅かったり、頼んだ仕事を進めてもらえなかったりと、モヤモヤが募ってしまい……。「産休育休で年齢の割に昇進も遅れているし、ナメられもするか」と落ち込んでしまいました。

そんななか、本田さんは前回に続きリサーチ課全体の会議の進行役を任されました。ところが！ はりきっていた本田さんを見た原黒さんが、なんと本人のいない間に課長に直談判。「本田さん、子どもがいるから仕事が増えると大変ってこぼしていました」とでっちあげ、進行役を奪ってしまったのでした……。

◇ ◇ ◇

本田さんに不遜な態度をとる後輩。自分だけ見下されているのでは？ と少しずつ違和感や不信感が募っているようです。嘘の話まで上司に報告されてしまい、これでは業務上でも実害が出てしまいそうですよね。巧みなテクニックを持つ後輩ではありますが、上司が真実を見極めてくれることを願うばかりです。

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著者：マンガ家・イラストレーター ぽん子

ベビーカレンダー編集部