1. トップ
  2. ダイエット
  3. 5枚切り食パン1枚、パスタ50g、オートミール40g、もち1個。ご飯1杯分のカロリーよりも、100kcal少ないのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

5枚切り食パン1枚、パスタ50g、オートミール40g、もち1個。ご飯1杯分のカロリーよりも、100kcal少ないのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

  • 2023.8.13
白米

ついつい主食を食べ過ぎてしまう…! 自分の食べている主食の量やカロリーが気になるとき、主食の量を減らしたり、ほかの食材を主食の代わりにしたことがある人も多いのではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「主食の比較」。めんを春雨に置き換えてみたら、ピザの生地を厚揚げにしたら、カロリーや糖質はどうなるの? 「主食」とのつき合い方が気になっている方は、ぜひクイズに挑戦してみてくださいね。

問題1 ご飯1杯(150g)よりもカロリーを100kcal減らしたいとき、代わりに次のどれを選べばいいと思う?

□5枚切り食パン1枚
□パスタ(乾)50g
□オートミール40g
□もち1個

 

 

「オートミール40g」です

ご飯1杯(150g)分のカロリーは234kcalです。これより100kcal減らして、主食のカロリーを134 kcalにしたいと思った場合、何をどれだけ食べたらよいのでしょうか。上記の選択肢のカロリーは、上から179kcal、174kcal、140kcal、112kcal。したがって、1杯のご飯を40gのオートミールに置き換えれば、約100kcalマイナスできます。炭水化物は大事な栄養素ですので、「食べない」のではなく、代替えするなどして、じょうずに主食とつき合っていくようにしましょう。

 

問題2 ゆでうどん1玉(180g)を春雨(乾)40gに置き換えた場合、どのくらいのカロリー減になると思う?

□-100kcal
□-70kcal
□-50kcal
□-30kcal

 

 

「-30kcal」です

主食のカロリーが気になるから、と春雨を主食代わりに利用する人もいるのではないでしょうか。実際、カロリーとしてどのくらいの差が出るのか、分量を意識したことはありますか? ゆでうどん1玉(180g)=171kcalで、春雨(乾)40g=138kcalですので、その差は約30kcalです。春雨には、緑豆春雨と、じゃがいもなどのデンプンから作られる普通春雨がありますが、カロリーは、どちらも同じです。なお、乾物の春雨40gを水で戻すと、約160gになります。

 

問題3 うどんと春雨を問題2と同じ分量で比較した場合、炭水化物量は、どのくらいの差がつくと思う?

□うどんのほうが、20gほど多い
□うどんのほうが、10gほど少ない
□うどんのほうが、10gほど多い
□どちらもほぼ同じ

 

 

「どちらもほぼ同じ」です

糖質をカットしたいという理由で、ご飯や麺類を春雨に置き換える人もいるかと思います。問題2でも解説しましたが、春雨の原料は、緑豆やいも類のデンプンですので、糖質は少なくありません。ゆでうどん1玉(180g)の炭水化物量が35.1gなのに対して、普通春雨(乾)40g=34.2g、緑豆春雨(乾)40g=32.2gですので、普通春雨(乾)40gと、ゆでうどん1玉の炭水化物量はほとんど同じと言えます。春雨=ヘルシーというイメージだけにとらわれてしまうと、望んだ効果が得られなくなってしまうので、注意が必要です。

 

問題4 ピザの生地の部分を以下の食材で代用する場合、カロリーがいちばん低いのはどれ?(トッピングの具材は同じとします)

□ぎょうざの皮5枚
□厚揚げ100g
□オートミール40g
□サンドイッチパン(耳なし)2枚

 

 

「ぎょうざの皮5枚」です

ピザのサイズによりますが、トマトソース、野菜(トマト・ピーマン)、チーズをトッピングした冷凍ピザのカロリーは、1枚350kcalほどになります。このうち、生地自体のカロリーは200kcal弱。ピザの生地部分は、主に小麦粉ですので、少しカロリーカットしたいときに上記の食材を代用してピザ風にすることもできます。上記食材のカロリーは上から55kcal、143kcal、140kcal、113kcalとなるので、数値が一番低いのは、「ぎょうざの皮5枚」です。ただしトッピングのチーズなどを多くのせてしまうと、数値も大きく変わってきてしまうので、生地の部分だけでなく油分も意識するとよいでしょう。

問題5 問題4と同じ内容で、炭水化物量が一番少ないのは、次のうちどれ?

□ぎょうざの皮5枚
□厚揚げ100g
□オートミール40g
□サンドイッチパン(耳なし)2枚

 

 

「厚揚げ100g」です

上記の炭水化物量は、16.6g、6.8g、28.6g、25.8g。「厚揚げ100g」の炭水化物量が最も少ないことがわかります。厚揚げに限らず、豆製品の炭水化物量は全体的に少なめであるため、糖質をカットしたい方にとって、豆製品はとてもおすすめです。ただし問題4の解説にある通り、カロリーで比較すると「厚揚げ100g」の数値が一番高くなります。カロリーの高さと糖質量の多さは必ずしも一致しないので、少し注意が必要です。

元記事で読む
の記事をもっとみる