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「難癖つけられたら…」息子と遊んでいたお友だちが事故!いつも冷たい母親を訪ねると<冷たいママ友>

  • 2024.7.11

小学校に入学した発達障害の息子を持つママ・つくさんは、フルタイムで働いていたため、周りの保護者と交流を持つ時間がなく、ママ友作りに苦戦していました。そして、発達障害の息子が同級生とうまく関わっていけるのか不安があり、「周りにどう思われるか……」と、そればかりを気にしていました。交流が苦手なつくさんですが、学童に通う息子をお迎えに行った際は、すれ違う保護者に必ずあいさつをしていました。保護者たちが快くあいさつを返してくれる中、毎日会うあるお母さんは、なぜかいつも冷たい反応……。つくさんが苦手なイメージを持っていたその保護者は、息子と同じ学年のNくんのお母さんでした。親同士はなんとも言えない空気が流れていたものの、子どもたちは大の仲良し。息子とNくんはよく遊ぶ間柄だったのです。

ある日、ふたりが公園で遊んでいたとき、転んだ拍子に歯を折ってしまったNくん。息子は急いでNくんのママを呼びに行き、帰宅後、つくさんに公園での出来事を報告しました。

Nくんの転倒事故について、ふたりがケンカをしていたわけではなく、Nくんがひとりで走っていて転んでしまったのだと聞いたつくさんは、少しホッとしたものの……。

いつも冷たいママが…!?

息子は「大丈夫」と言っていましたが、Nくんの歯が折れてしまったことが気になるつくさん。

息子とともに、Nくん宅を訪ねることにしました。

「でももし、『あなたの息子のせいでうちの子が転んだ』と難癖をつけられたらどうしよう……」

弱い自分が出てしまうつくさんですが、「このままでは良くない気がする。やっぱりNくんのことが心配」と思い直します。

息子に案内されNくん宅に到着すると、庭先にNくんとNくんのママがいました。

元気そうなNくんと、冷めた視線でこちらを見るNくんのママ。つくさんは緊張しながらも、「Nくん、大丈夫でしたか?」と言葉をかけました。

「は、はい……。わざわざ来てくれて、ありがとうございます……!」

つくさんの予想とは裏腹に、申し訳なさそうに深く頭を下げるNくんのママ。

「折れた歯は、ちょうどグラグラの乳歯だったので大丈夫です」

Nくんのママは、わざわざ出向いてくれたつくさんに対し、誠実に対応したのでした。

Nくんのママにあまり良い印象がなかったつくさんですが、Nくんへの心配が勝り、家を訪ねることにしました。つくさんの緊張を覆えすように、深く頭を下げてお礼を言ってくれたNくんのママ。これまで、あいさつをする程度の関係性でしたが、少しでも話してみたことで印象がガラッと変わったようです。

皆さんは、子どもの園や学校のママに対し、マイナスのイメージから好印象になった経験はありますか?


著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ

ベビーカレンダー編集部

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