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オレンジ、白、青…“LED電球”の色はどう選ぶ?どんな部屋に向いている?ベストな組み合わせをパナソニックに聞く

  • 2023.8.12
LED電球の色をどうやって選ぶ?(パナソニックのホームページより)
LED電球の色をどうやって選ぶ?(パナソニックのホームページより)

LED電球には、白色に光る製品だけでなく、オレンジ色に光る製品、青みがかった光を出す製品などがあります。それぞれ、どのような部屋に設置するのがよいのでしょうか。パナソニック エレクトリックワークス社 ライティング事業部マーケティング担当の池田政行さんに聞きました。

オレンジには“くつろぎ”効果

Q.LED電球には、白色に光る製品、オレンジ色に光る製品、青みがかった光を出す製品など、さまざまな種類があります。LED電球の光は何種類あるのでしょうか。

池田さん「当社は、『電球色』『温白色』『昼白色』『昼光色』といった4光色のLED電球を販売しております。色と温度の関係を示した『ケルビン(K)』という数値があり、電球色(2700ケルビン)、温白色(3500ケルビン)、昼白色(5000ケルビン)、昼光色(6500ケルビン)と、色温度が低いほどオレンジのような暖かみが再現できる一方で、色温度が高くなればなるほど、青白く爽やかな光の色になります」

Q.全4色のLED電球を製造しているということですが、どのようにして光の色を変えているのでしょうか。

池田さん「仕組みとしては、赤や緑、青など、LEDチップの色の配合を変えることで、光色に違いを生み出しています。また、当社では、電球色と昼光色とを切り替えることが可能な、光色切り替えタイプのLED電球も製造しております」

Q.「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」は、それぞれどのような部屋に向いているのでしょうか。

池田さん「一般論として、電球色など色温度が低い場合は、くつろぎ感が増すといわれる一方で、昼光色など白い色になるほど覚醒感、爽やかさが増すといわれます。

電球に似た暖かみのある電球色は食卓や寝室など、くつろぐ場面での使用にお勧めです。また、落ち着いた明るい光色が特徴の温白色は、リビングといった家族が団らんする部屋に、いきいきとした自然な光色である昼白色は、キッチンや洗面台などにそれぞれ向いています。このほか、すがすがしい爽やかな光色の昼光色は、勉強や読書にお勧めです。

ただ、『空間=光色』とは一口に表現しにくいため、使用用途に合わせてお好みの光色をお選びいただければと思います」

部屋によってLED電球の色を変えると、生活にメリハリが出て快適に過ごせるかもしれません。

オトナンサー編集部

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