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夏バテ対策に!ゴーヤの美味&効果的な食べ方

  • 2023.8.12

独特の苦味や味わいがクセになる、夏バテ対策におすすめの「ゴーヤ」。あの苦み成分には、胃腸の状態を整えて食欲を促す働きがあるといわれています。

ベジ活アドバイザーの筆者が、夏バテ対策に役立つゴーヤの食べ方をご紹介します。

■夏バテ対策に◎!ゴーヤの栄養素

ゴーヤの苦み成分である「モモルデシン」には、胃腸の粘膜の保護や胃液の分泌を促す働きがあり、胃腸の働きを活発にさせて、食欲を増進させると言われています。そのため、夏バテ対策にぜひ取り入れたい食材です。

その他にも、高い抗酸化作用をもつ「β‐カロテン」「ビタミンC」「ビタミンE」をはじめ、代謝促進に役立つ「ビタミンB群」も豊富です。

さらに、「鉄」や「カリウム」などのミネラルや、腸内環境を整える「食物繊維」など、夏のキレイと健康に役立つ栄養素が多く含まれています。

■苦味を抑えて美味しく!夏バテ防止に役立つゴーヤレシピ2つ

(1)ゴーヤと厚揚げのゴーヤチャンプルー

ゴーヤを油で炒めるゴーヤチャンプルーは、独特の苦みを和らげる、おすすめの調理法です。脂溶性のビタミンである「β‐カロテン(ビタミンA)」や「ビタミンE」の吸収率アップも期待できます。

豚肉には、“疲労回復のビタミン”と呼ばれる「ビタミンB1」が豊富なため、疲労回復や夏バテ防止に役立ちます。

うま味成分である「イノシン酸」をたっぷり含む、豚肉やかつお節と一緒に調理するので、より苦みを感じにくい調理法です。苦味が苦手な方は、サッと下茹でしてから調理をするのもよいでしょう。

材料(2人分)

・ゴーヤ 2分の1本

・タマネギ 4分の1個

・木綿豆腐 2分の1袋(軽く水切りしておく)

・卵 1個

・豚薄切り肉 50g

・かつお節 1パック

・ゴマ油 適宜

・顆粒鶏がらスープの素 小さじ2分の1

A

・オイスターソース 小さじ2

・醤油 小さじ2

・酒 小さじ2

・すりおろしニンニク 適宜

作り方

(1)ゴーヤは縦半分に切ってスプーンなどでわたをとった後、1〜2ミリ程度の半月切りにします。塩(分量外)でもみ、一度洗い流します。苦味をさらに抑えたい場合、再度塩水につけてさっと流します。

(2)木綿豆腐は軽く水切りをして、横半分に切った後、3センチの大きさになるように切ります。タマネギは薄切りにします。豚肉は適当な大きさに切ってから、軽く塩、コショウをふってください。

(3)ゴマ油を引いたフライパンに、ゴーヤ、タマネギ、豚肉、鶏がらスープの素を入れてフタをして、強火で2分ほど炒めます。具材に火が8割程度通ったら、豆腐とAの材料全てを入れて、さらに火を通します。

(4)卵を溶いたあと、(3)に外側からまわし入れ、さらに火を通します。最後に、かつお節を入れて全体をなじませ、塩、コショウでもう一度味を整えたら完成です。

(2)ゴーヤのカレー炒め

食欲増進を助けるスパイスを含むカレーや、同じく食欲を増進させるニンニクを使った、手軽に作れる炒め物です。カレーの風味がゴーヤの苦みを抑え、美味しく仕上がりますよ。

カレーに含まれるスパイスは、 消化器官を刺激して食欲増進に役立ちます。また、ニンニクを加熱したときの香りも、唾液や胃液の分泌を促して、食欲の増進が期待できますよ。

材料(2人分)

・ゴーヤ 1本

・卵 1個

・ニンニク ひとかけ(みじん切りにしておく)

・オリーブオイル 適宜

・塩 適宜

・カレー粉 小さじ4分の1

作り方

(1)ゴーヤは縦半分に切ってスプーンなどでわたをとった後、1〜2ミリ程度の半月切りにします。塩(分量外)でもみ、一度洗い流します。苦味をさらに抑えたい場合、再度塩水につけてさっと流します。

(2)オリーブオイルを敷いたフライパンにニンニクを入れて、弱火で香りを出します。ニンニクが香ってきたら、(1)と溶いた卵、カレー粉を入れて炒めます。最後に塩で味を整えたら完成です。

夏バテ防止におすすめの、ゴーヤレシピをご紹介しました。苦味をやわらげる調理法も取り入れて、美味しく猛暑を乗り切っていきましょう!

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

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