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「考えたくねぇ〜」何度考えても足りないお金。減っていく貯金に涙<父が倒れた話>

  • 2023.8.11

2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に入院することに。お父さんの生活保護申請をおこなう前に、給料を受け取っておかなくてはいけなかったのでエェコさんはお父さんが働いていた会社へと向かいました。病気の影響で仕事を続けられないため、会社に置いていた私物を持って帰るように言われたのですが……。

少額ではあったものの、お父さんの給料を受け取ることができたエェコさん。会社の社長から「個人の物だから会社で処分するわけにも……」と言われ、お父さんの私物を持って帰らなければいけない状況に。

想像以上に量が多く、大きめの袋を分けてもらえないか聞いたところ……出てきたのはなんとごみ袋! エェコさんは自宅までパンパンになったごみ袋を持ち歩くことになってしまいました。

私物を入れる袋はごみ袋!?

父が会社に置いていた私物は使い古された地図や長靴など、はっきり言ってごみのようなものばかりでした。しかし会社では処分できないと言うことで……仕方なく自宅まで持ち帰ることに。

何度も捨てて帰りたい衝動に駆られたのですが、駅で捨てるなんてもっての外ですし、父の会社がある地域のごみ事情もわからず……。真夏の炎天下の中、頑張って持って帰りました。

帰宅後、受け取った共済保険のお金や給料をチェック。私が立て替えていたお金の一部を返してもらいましたが、今後の支払いでまた私のお金が出ていってしまうことは目に見えています。

父は貯金をまったくしておらず、生活保護を申請することになっていました。私が面倒を見てあげられればいいのですが、2人の子どもや夫に迷惑をかけることなんてできません。

お金も入ってくるよりも出ていく金額のほうが大きく、このままだと私の貯金がなくなってしまう可能性だってありました。もし、父の生活保護が受理されなかったらどうなるのか……考えるだけでもゾッとします。

目減りする貯金や父のこと、家族のこと……もう何も考えたくないと思ってしまいました。

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自分の手でお父さんの面倒を見ることができれば、たしかにそれが一番いい選択ですよね。しかし、お父さんだけではなく、子どもたちや夫のことも大切にしたいエェコさんにとってお父さんだけを選ぶということはできませんでした。何を一番に考えて行動するのか、最善を見つけることは難しいですよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター エェコ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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