おしゃれな部屋は「壁」が作る。フランス人に学ぶ、お金をかけずに暮らしを楽しむ方法

フランスには、お金をかけずに豊かに暮らすヒントが溢れている。日本でも、スローライフや田舎暮らしに憧れる方も多いが、フランス流の生活にならうのもいいかもしれない。

2023年8月10日『フランス・ブルターニュで見つけた お金をかけない豊かな暮らし』（大和書房）が発売された。

本書では、ハーブも果物も食べる前に部屋に飾る、壁の色を大胆にするとオシャレに見える、庭の木にはハンモックを吊るす......といった生活のコツから、義母を「美しい母」と呼ぶ、結婚にしばられない、いつまでも女・男でいる......といった人付き合いのヒントまで、心豊かに暮らすコツが紹介されている。

このように、自然の中でのびのびと暮らすことができるのがフランス流だ。そして、日本でも取り入れることができるコツも多い。都会の喧騒から離れて、自分流の暮らしを追求してみるのも良さそうだ。

本書の目次は以下の通り。

1章 手間もお金もかけずに美味しい食事
朝食はバゲットにこだわる／美味しさの肝は手づくりのソース／フランス人のキッチンの定番道具...

2章 絶対に妥協しない「家づくり」
インテリアは唯一無二のアンティークで／大胆な色づかいが内装のポイント／蚤の市で宝探しのお楽しみ...

3章 スローライフを楽しむ田舎暮らし
フランス人は間接照明の名手／メリハリをつけてお金を使う／仕事より人生を楽しむ／近所づきあいは程よく...

4章 フランス流、距離感の上手な家族作法
義母を「美しい母」と呼ぶ／結婚にしばられない／いつまでも女、いつまでも男でいる...

■シャルバーグ八千代さんプロフィール
1954年、東京生まれ。80年代より旅行ジャーナリストとして雑誌記事などを編集執筆。「地球の歩き方」タヒチ編、ギリシャ編は初版より担当。91年海外旅行専門の編集プロダクションを設立。95年にフランス人と結婚し、フランス領ポリネシア、通称タヒチで暮らす。2000年フランス北西のブルターニュ地方に移る。現在フランスの田舎暮らしを満喫しながらブログで発信中。