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ノーマスク時代のメーク迷子に捧ぐ!「今、本当に必要なメークとは」ビューティ編集スタッフが大論争!

  • 2023.8.11

コロナ禍以前の生活に戻ってはや数カ月。マスクありきだった私たちのメークは、外した途端バランスがおかしいことに…。正解が分からないメーク迷子を救うため、BEAUTY5+1が立ち上がる!

「久しぶりのNOマスク、正解がわからない!」

NOマスク時代の迷子に捧ぐ!今、本当に必要なメークとは

月田イエロー(以下、月):マスクを外すようになってからというもの、みんな自分の顔やメークに「あれっ?」となっているんじゃない?私は、頬の面積の埋め方を忘れてしまった!
亀井グリーン(以下、亀):私はずっと単色シャドウを愛用していたんだけど、マスクを外していたある日「なんか今日メーク薄くない?」と言われて、抜きすぎてたことに気づいた…。
鈴木オレンジ(以下、鈴):最近、華やかな盛り系の服が急に増えて、マスクを外した顔とのバランスを取るのが難しいと感じてます。
ティナレッド(以下、テ):マスクの時は、目元を濃くすると怖い印象になりがちだったもんね。今までは抜け感がよかったけど、これからは全顔はもちろん服とのバランスも大事。
前田ピンク(以下、前):この秋の新作コスメで気になったのは、ラメが主役のアイシャドウ。「イヴ・サンローラン」のパレットは全色キラキラというものも!でも意外と肌なじみがいいから、会社にも大丈夫そう。
広田ブルー(以下、広):大人が使える上品ラメ、私も気になってます!しかも、いわゆる〝ラメ飛び〟しなくなりましたよね。昔は、夕方には顔全部キラキラになってた記憶が(笑)。
月:コスメも時代やニーズに合わせてすごく進化してる。同じキラキラでも質感が全然違うよね。
テ:あと新作コスメたちを見て思ったのは、ブランドそれぞれが違う傾向の提案をしていて、わかりやすく「はい、この色がトレンドです」というのがないということ。今のトレンドは色より質感なのかな?「重ねるほどニュアンスで美しい」コスメが増えた気がします。
鈴:「スック」のリキッドアイシャドウや、キラキラとマット2種類の質感でリニューアルした「デコルテ」のアイグロウジェムなど、いろんな質感のアイシャドウが増えましたよね。
前:新しいアイグロウジェムは、今までにないスフレみたいな感触で…軽くてすごくキレイ!
亀:一方で韓国コスメに目を向けると、やっぱりふわっとフォギーな質感のコスメが多いね。
広:マット系って一歩間違えると老け見えするから、選びが難しい!だけど最近は、クリームにパウダーを重ねてなじませたり…いろんなアイデアが出てきて使いやすくなりました。
月:古臭く見えない質感選びと、その使い方が大事!目元といえば、みんなの眉は最近どう?
テ:意思の強い太眉の時代が続いてたけど、今のトレンドは柔らかいアーチ眉なのかな。あと、色みもそんなに濃くないよね?ちなみに私は、眉メークには4アイテム使ってます(キリッ)!
亀:そんなに!!(驚)
前:ティナさんすごい!私は最近、ちょっと赤みを足したらいい感じに落ち着きました。カラー眉ってほどではなく、ほんのり色がのるくらいの。眉メークが上手な人は、ベースカラーと抜け感を出すカラーの2つを使ってるなって思うんです。ひとつだけで描こうとする人は多いけど、ほんの少し色を足すだけで、仕事服の時にもちょうどいい眉になるんですよね。
鈴:眉は流行が表れるパーツだから、形だけじゃなく色みも更新しないとですね!
月:次はマスクで隠れていたパーツの話にいきましょうか。前田ピンクはマスク肝斑ができてしまったとか!?
前:そうなんです(泣)。マスクを取って一番困ってるのがチーク。この3年で使ってた色が似合わなくなったのと、いつの間にかマスク肝斑ができていて!そこに、どうチークを重ねていいのか分からない。色がどうこうより、まず〝肌をキレイに見せる〟ことが大事だと思うので、肝斑をチークでごまかしてると思われたら嫌だなって。つけてるか分からないくらいのなじませチークが理想です。
広:うんうん。立体感のある顔を作るためにも、やっぱりチークは必須。
亀:チークを入れると女性らしい丸みや柔らかさも出るよね。面長族としては、マスクが外れた今こそチークをマスターしたい!
月:私もずっとチークをサボってたけど、ちゃんとやる。あとはやっぱりリップ!やっと思う存分楽しめるようになったもんね。
広:テラコッタ系が流行り始めてからしばらく経ちますが、最近はそれよりちょっと進化したブラウンレッド的なこっくり色にもチャレンジしたい!
鈴:今季はグロスやリキッドルージュなど〝ツヤ質感〟が豊富でワクワクしてます。
テ:秋につけたい濃い色みも、ちょっと艶がある方が使いやすそう!
月:この秋の傾向と気分が見えてきたところで…クラッシィ世代が目指すべきはどんなメークだと思う?
鈴:同世代として感じるのは…今のアラサー世代は、「この人になりたい!」みたいな強烈なアイコンはいない気がします。インフルエンサーはたくさんいるけど、好みの軸も細分化していて、まさに多様性の時代。
亀:昔のように、「似合うかどうかは置いといて、流行ってるから真似したい!」のスタンスじゃないよね。
広:確かに。「頑張って追いつく」という意識はちょっと違うのかも。
前:じゃあお手本がいない人たちにとって、コスメを選ぶ基準って?
鈴:一番参考にするのはやっぱり口コミ。誰かのおすすめを効率よく買いたいなって思います。
テ:でもその人の顔に寄せたいというよりは、その選びやテクニックを吸収したいって感じだよね。それを自分に似合わせるために、骨格診断やパーソナルカラー診断が一つの指針に。
鈴:私自身も、憧れのアイコンはいないですが、個人的に思うのはやっぱり〝自分の正解の顔〟を見つけたい。「自分史上一番素敵!」なメークに出会うことを日々目指してます。
前:全然違う顔になりたいんじゃなくて、自分の顔のいいところを100%生かせるようにする、っていうのが主流なのかな。
テ:私たちも、みんなが〝自分の正解〟を見つけるお手伝いがしたい!
広:リーダーズのみんなを見ていても、みんな本当にメークが上手!自分の顔をちゃんとわかっていて、その日のシーンや服に合わせて似合うメークに仕上げているなって思います。
亀:メークは気分のスイッチにもなるから、TPOで変化も楽しみたいよね。
月:今は動画でも何でもメークを学べるし、自分の顔のパーツやお悩みに合わせたテクニックを取り入れて、楽しめる時代。マスクをしていた3年間、自由にメークできなかったストレスから解放された今こそ…アップデートされたポイントがいっぱいの秋の新作コスメで、「NEWベーシックメーク」を研究してみてほしい!

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読者のキレイを守るべく結成された、CLASSY.の美容企画担当チーム。新メンバーも仲間入りし5人+1匹で活動中。新作コスメ連載もチェックしてね!

イラスト/室木おすし 再構成/Bravoworks.Inc

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