1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「ご生前はお世話に…」叔父の葬式に来た女性が語ったことは<親に捨てられたおばあちゃん>

「ご生前はお世話に…」叔父の葬式に来た女性が語ったことは<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.8.10

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。6歳のときにお父さんが急死し、叔父さんの養女になったキヨさん。ところがその1年後、今度は叔父さんが亡くなりました。叔母さんはその数カ月前から、叔父さんの浮気を疑いののしり続けたのですが、ある女性が葬式に現れ……。

夫の浮気相手が送って来たと思った荷物を、庭に干すようキヨさんに言いつけた叔母さん。見に来た近所の奥さんたちに「好きなだけ持っていって」と気前よく言いました。しかしその本心は、「ご近所にうちが裕福だって見せつけることができたね。恩を売っておけば私に逆らえなくなる」という計算でした。

それから数カ月後、叔父は浮気の疑念を晴らすことなくこの世を去り、そのお葬式にある女性が……。

叔父の位牌に叔母は…

こんにちはゆっぺです。

キヨが養女になって1年がたつころ、養父である叔父が亡くなりました。

やさしく物静かな人でした。

すると、お葬式に「虎吉さん(叔父)のご生前は大変お世話になりました」という女性が。

女性の姉が旅館の女将をしていたとき、多額の負債を抱えて窮状に陥っていたところを叔父が大勢の客を紹介し、旅館を立て直すことができたことを語りました。

女性から「姉が他界し、旅館は閉めることになりましたけれど、あのときのご恩を忘れたことはありません」と言われ、叔母はやっと「浮気じゃなかったのか」と納得したのです。

叔父の位牌に向かって涙を流す叔母を見て、キヨは「気持ちは言葉にしないと伝わらない。大切な人を失ってからでは遅いんだ」と思いました。

-----------------------

どんなに身近な人でも、どれほど長く一緒にいる人でも、言わずにわかり合えるなんてことはありませんよね。不満も感謝も喜びも、思っていることをちゃんと言葉にして伝えることが大切ですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる