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「家をきれいに保つ必要はない」と主張する夫→意識が変わった意外なきっかけとは?

  • 2023.8.10

私たち夫婦はお互いにフルタイムで働く共働きの夫婦です。授かり婚で、結婚後まもなく第一子が生まれました。出産後、私は育児休暇を経て職場復帰を果たしたのですが、夫はその間ずっと家事を手伝ってくれませんでした。しかし、あることがきっかけで夫の意識がガラリと変わり、率先して家事をこなすようになったのです!

家事経験がほぼゼロだった夫

交際を始めて1年で授かり婚をした私たち。お互いにひとり暮らしの経験がない者同士での結婚だったため、私は母から「結婚しても困らないように」と家事についてしっかりと教わりました。その甲斐あってか、ひとり暮らしの経験はなくとも、家事は人並みにこなすことができるように。

一方の夫は末っ子長男で、義母も義姉も世話焼きな人。食事の準備はもちろん、洗濯や掃除もすべて家族任せで、夫は今までに自分で家事をしたことがほとんどなかったそうです。

そのため、結婚して夫と一緒に暮らすようになると、妊娠中はもちろんのこと、出産後に育児休暇をとっている間も、すべての家事を私がおこなうようになりました。夫に手伝ってほしいという気持ちもありましたが、仕事を頑張ってくれていると思うとなかなか言い出せませなくて……。

私が仕事に復帰しても夫は変わらず…

出産後、経済状況を考慮して早めに職場復帰しようと考えていた私は、保育園に子どもを生後5カ月で預けることにしました。そして、その翌月には時短勤務で仕事に復帰。

しかし、時短勤務とはいえ職場まで電車に乗って片道1時間半かかる場所に住んでいるため、移動時間を含めるとなんらフルタイム勤務と変わらない生活リズムです。

仕事に復帰する前、私は夫に「少しずつ家事に慣れていってほしい」と提案し、ゴミ捨てやお風呂洗いなどの役割分担もしました。ところが、夫は家事を習慣化することができず、結局、仕事に復帰してからもほとんどの家事を私がおこなうことになってしまったのです。

夫の意識が変わったきっかけは…

家事・育児と仕事の両立に限界を感じた私は、自宅の近くで働ける仕事を探し、転職しました。時短勤務ではなくなってしまいましたが、出勤にかかる時間は大幅に減らすことができました。しかし、業務内容がハードになってしまい、残業や休日出勤が増えたことで、家事もままならない状態に……。

そんな私を見ても夫は家事に協力してくれず、私から指示があったら手伝う程度。夫は「無理に家事を頑張って家をきれいに保つ必要はない」と主張します。しかし、私は「無理に家事をやらなくていい」と夫に言ってほしいのではなく、少しでもいいから日常的に家事に協力してほしいと思っていて、夫のスタンスには非常に困りました。

当時、私たち夫婦は夫の義実家に同居しており、私と夫が使わせてもらっている部屋は、私たちで管理していました。転職してから忙しくなり、私の掃除が行き届かず次第に部屋が汚れていったのですが、それでも夫は平気そうな様子。

そんな状況の中、2人目の子どもが生まれたことで契機が訪れました。子どもが2人になり義実家の居住スペースが足りなくなったため、私たち夫婦は新築のマイホームを購入することに。すると、これまで家事をほとんどしてこなかった夫が「なるべく新築のきれいな状態を保てるよう努力したい」と、新居に引っ越してからは率先して家事をするようになったのです! 夫の劇的な心境と態度の変化には、とても驚きました。

新築を建てたことで家事を積極的におこなうようになった夫。マイホーム購入を機に食洗機や衣類乾燥機など、家事がラクになる家電を導入したこともきっかけのひとつでしたが、ゴミ捨てや玄関掃除など、細かいことも少しずつできるようになってきました。

夫に家事を協力してほしい場合は口うるさく言うのではなく、家事を積極的にしたいと思える環境にすることが大事なのだと気づきました。最近ではあえて私が家事を頑張りすぎないことで、夫が自ら家事をしてくれるように仕向けています。

著者/まさの

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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