ジャニーズWEST重岡大毅、初の映画単独主演！ 東野圭吾原作の映画化『ある閉ざされた雪の山荘で』公開決定

登場人物は全員役者、大雪で外部との接触が断たれた山荘で起きる事件

重岡大毅（ジャニーズWEST）を主演に迎え、東野圭吾の長編小説を映画化した『ある閉ざされた雪の山荘で』が、2024年新春より全国公開されることが決定した。本作より超ティザー＆超特報を紹介する。

本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した同名小説の実写映画化作品。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時に大きな話題となった。

映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われており、東野自身も「想像もしていなかった」と語るほどだったが、今回の映画化では「それは全く杞憂でした」と言い切り、その完成度を絶賛。原作者が「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントに仕上がった。

主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅。ジャニーズWESTのメンバーとして活動しながら、数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。

出演に際し、「自分がまさか出演できるなんて思ってもみなかった」という重岡。台本を受け取り「謎が何重にも張り巡らされていて全く結末が予想できなくて、本当に最後の最後までどうなるかわからなかった」と夢中で読み込んだことを明かす。

完成した作品に関しては、「物語の内容を知ってるはずやのに、すごく引き込まれました。見ていて、次に何が起こるんだろう？ この先何が起こるんだろう？とハラハラする作品」と自信を覗かせた。

メガホンを執ったのは、監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』（12年）で注目を集めて以降、『ステップ』（20年）『ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～』（21年）など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作の東野に「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめた。

紹介する超ティザービジュアル＆超特報に登場するのは、中央に構える重岡の周りに連なる7人の人物。目元を赤い線で隠された彼らは一体誰なのか？ 「事件（オーディション）が、始まる」という意味深なキャッチコピーと相まって、どんな物語が繰り広げられるのか期待が高まる仕上がりとなっている。

『ある閉ざされた雪の山荘で』は2024年新春より全国公開。